GLOBE SPECS|ウィーンの老舗人気帽子ブランド「ミュールバウアー」トランクショー開催
GLOBE SPECS|グローブスペックス
ウィーンの老舗人気帽子ブランドで、好みの帽子をオーダーしよう
「ミュールバウアー」トランクショー開催
グローブスペックスが日本ではじめて紹介し、毎年の恒例になってきた「MUEHLBAUER(ミュールバウアー)」のトランクショーを今年も9月11日(日)に開催。今年は、秋冬最新作の帽子と2012年の春夏あわせて、いままでで最高数の60バリエーションを紹介する予定となっている。
Text by OPENERSPhoto by GLOBE SPECS
デザイナーのクラウス・ミュールバウアー氏が来日、本人に見立ててもらえる
アイウェアショップのグローブスペックスが、年1日だけ帽子店になるトランクショー。帽子のスタイル、生地や素材、色、サイズ、リボンなどの飾りを自由に選ぶことができて、デザイナーのクラウス氏が、デザイナーの視点から似合う帽子を見立ててくれる。
今回紹介される帽子は2011~2012秋冬の新作中心で、カジュアルなキャップタイプからフェルト帽やファーの帽子まで全60型を紹介、2012春夏も一部紹介される予定。前シーズンから好評の“クラッシュド・フェルト(シワ加工をほどこしたフェルト)”はさらにバリエーションを増やしてラインナップする。
ミュールバウアーは1903年にウィーンで帽子メーカーとして創業し、クラウス氏は4代目。先代はデザインを女性用だけに絞っていたが、クラウス氏が2001年にブランドを引き継いでからは男性用のデザインを復活させ、同時に海外への進出を開始した。現在ではブラッド・ピット、メリル・ストリープ、マドンナなどが愛用し、ロンドンのHarrods、LAのFred Segul、ミラノの 10 Corso Como、パリのLe Bon Marchéなど、世界中の名店でも人気のブランドだ。
ミュールバウアーは、ほとんどすべての帽子が自社の工房で熟練した職人の手によるハンドメイドでつくられ、デザインのこだわりをダイレクトに製造に反映することができるのが大きな特徴。また、4代前から代々引き継いできた帽子づくりのための木型が大切に残されているため、伝統的な帽子そのものから、現代のあたらしい感覚やアイデアを取り入れたデザインまでどちらも製作できるのもこのブランドのユニークな点となっている。
オーダーした帽子は10月のかぶりはじめの時期に納品される予定。妥協することなく、好みの帽子をオーダーすることができるこのチャンスは見逃せない。