ビジネスシーンを意識して色と柄は抑えつつ、トレンドテーマをほどよく加味

シップスのお店のなかでも比較的年齢の高い男性が多いという『シップス有楽町店』。「きれいにスーツを着こなしている方から、ノータイのカジュアルで働いている方まで、さまざまなスタイルの男性が来店されます。どなたも感度の高いおしゃれを楽しまれていますね」と柿崎さん。

「ウォームビズは、ひとにあたえる印象という見た目と、実際にエアコンなしでも快適に働ける機能面の両方を満たすことが必要ですね」という柿崎さんがまず選んだのが、シップスのエクスクルーシブ「Valditaro（ヴァルディターロ）」のジャケット。ヴァルディターロはイタリアのファクトリーブランドで、このジャケットはシップスが日本人の体型を研究し、着やすさを追求しながら作りあげたオリジナルのパターンを用いているのが特徴。「イタリアのサルトの伝統的な手作業をマシンメイドに落とし込んで、日本の男性が好む細身のシルエットながら、動きやすく、とてもきれいなシルエットが楽しめます。素材も高品質、軽量で、ソフトな仕上がりが魅力です」

柔らかな暖かさが見た目にも伝わってくる“紡毛”のジャケットに、タブカラーシャツ、ニット、カントリーブーツといったアイテムを組み合わせ、シップスが掲げる“ブリティッシュカントリー”というテーマをほどよく感じさせる着こなしをリコメンド。

さらに、この冬のアウターのイチオシは、リングヂャケットが開発した“バルーンウール”を用いたコラボレーションのコート。「軽量なうえに熱がくわわると、空気をふくんで風船のように膨らむことから名づけられたというバルーンウール。ソフトな生地感が楽しめて、出張時にも着崩れしにくく、リラックスできます。ぜひご試着ください」

柿崎さんがドレススタイルで個人的に注目しているというのは渡辺 謙氏の着こなしだそう。「年齢相応の着こなしの上手さはもちろん、雰囲気もとても好感がもてます。有楽町店は年配のお客さまも多く、きれいめで長く着用できるアイテムを提案しています。私たちスタッフのコーディネイトもぜひ参考にしていただき、冬のドレススタイルをお楽しみください」

シップス有楽町店
東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル 1F
Tel. 03-5252-7748
営業時間｜11:00～21:00（月～土）
11:00～20:00（日・祝）
http://www.shipsltd.co.jp/