「モア・トゥリーズ」と祐真朋樹のコラボ自転車、誕生
坂本龍一さんが推し進める植林・森づくり活動「more trees」(モア・トゥリーズ)と、その賛同人のひとりであるファッションディレクター、祐真朋樹さんによるコラボレーション企画として、祐真さんが監修した自転車が誕生した。この世界で10台しかないプレミアムバイクをレポート!
Photo by JAMANDFIX
森づくりをとおして、地球温暖化防止に取り組む
地球温暖化問題に植林、森づくりをとおして取り組もうと、各界の賛同人を得て、坂本龍一さんが中心となり立ち上げた有限責任中間法人「more trees」(モア・トゥリーズ)。
昨年11月には、四万十川の源流、高知県梼原町に「more treesの森 第一号」が誕生し、いよいよ本格的な活動がはじまった。
その賛同人のひとりである祐真朋樹さんが、今回、モア・トゥリーズとのコラボレーション企画として自転車を監修。世界に10台しかない「more trees x SUKEZANE Tomoki Kronan Type 2」を手がけた。
売り上げの10パーセントをモア・トゥリーズに
ペダルをこぐ人間以外は二酸化炭素(CO2)を出さない、環境性能にすぐれた乗り物である自転車。それをシンプルかつ上質に仕上げ、ファッションと環境にコンシャスな人たちに向けたのがこのモデルだ。
この自転車の売り上げの10パーセントは、モア・トゥリーズへ寄付され、森づくりに役立てられる。幸運にも手に入れたひとは、買うときにも、じっさいに自転車に乗るときも、モア・トゥリーズの理念にそったアクションを起こせる。
なつかしく、しかしあたらしい
スウェーデンの軍用自転車から生まれた「クローナン」がこんかいの特注自転車のベース。なつかしく、しかしあたらしいというクローナンの魅力に、祐真さんは着目した。
3段ギア付きの「クローナン・タイプ2」に、ブラックのレザーサドルを与え、さらにオリジナルではシルバーのハンドルやクランクなどに、傷つきにくく耐久性・耐候性に優れるパウダーコーティングを施した。さらに前後72本のスポークは黒の別注品。細部にわたりこだわりぬいた仕様とした。
2008年4月より、ウェブショッピング「ルモアズ」でのみ販売。
僕はノスタルジックな自転車に興味があります
パリやミラノなど、ヨーロッパの都市で、クローナンのようなクラシックな佇まいの自転車をよくみかける。
こんかいの自転車には、できるだけ真っ黒にすることで、そこにモダンな雰囲気を加えてみました。
more trees x SUKEZANE Tomoki Kronan Type 2
ベースモデル「クローナン・タイプ2 ブラック」
3段変速ギア付きで、ハンドル右側に備わるグリップレバーでギアチェンジする。ブレーキレバー左のみ、後輪への制動力はペダルを逆回転させることで発生させる。タイヤ径は28インチ。
特別仕様
銀メッキのハンドルとクランク、前後泥除けステーを、上質なパウダー塗装で黒に
タイヤのスポーク(1台につき72本)は、黒色のものを別注して装着
ハンドルステム、チェーンも黒に変更
サドルは、イギリスの老舗Brooks社のブラックレザー
限定10台
価格
期間限定で値下げしました。
35万1500円(税込、配送料込)
写真はプロトタイプです。じっさいの商品には、より握りやすいハンドルグリップが装着されます。