MARGARET HOWELL|スタイリスト猪塚慶太による着こなし解説
Fashion
2015年1月9日

MARGARET HOWELL|スタイリスト猪塚慶太による着こなし解説

MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル

初夏の季節感を楽しむモノトーンのカラーコーディネイト

スタイリスト猪塚慶太による着こなし解説

マーガレット・ハウエルの初夏から盛夏にかけてのスタイリングを手がけたのは、スタイリストの猪塚慶太氏。マーガレット・ハウエルの魅力について、「変わらぬ品の良さがあって、ライフスタイルに寄り添っているブランド。着るひとによって見え方がちがうところも大きな魅力です」と語る。

Model Photographs by KONAMI Jiro (MODEL)Still Photographs by JAMANDFIX (STILL LIFE)Styling by IZUKA KeitaHair & Makeup by ReinaModeled by LEWIS(EXILES)Text by KAJII Makoto (OPENERS)SHILO STUDIO GOTENYAMA(http://shilostudio.com/)

凜とした存在感のある男性像

マーガレット・ハウエルは、つねに変わらないスタンダードというか、確立したブランド性があるのに、きちんと時代の空気感も纏っています。“凜とした存在感のある男性像”は、いつもいいなと、好感をもって見ています。

ブランドとしてのブレのなさが一番の魅力でしょうね。小説の主人公が着ているようなタイムレスな感じというか。これみよがしではなく、深いところまでわかっていてチョイスしていて、身体に馴染んでいるというイメージが、変わらないところが素敵です。

今回のコーディネイトを組むときに、自分で実際に着てみて感じたのは、トップスやショーツのシルエットのボリュームですね。自分が最近大きくゆったり着る感じが好きなので、気分にもフィットして気持ちよくスタイリングできました。

マーガレット・ハウエル|2014春夏 01

マーガレット・ハウエル|2014春夏 04

マーガレット・ハウエル|2014春夏 07

モノトーンとカラーコーディネイト

今までのマーガレット・ハウエルには、ネイビーやベージュ、マスタード、ブラウンなど、アースカラーを都会的に品良く着るイメージがありましたが、今回は麻素材をモノトーンで着る提案をくわえています。

たとえばシャツとショーツの組み合わせだけど、シャツを長袖にして、ボトムを黒にする。より都会的でカジュアルになりすぎない、ワンランク上の大人のモノトーンスタイルを提案しています。

マーガレット・ハウエル|2014春夏

猪塚慶太|IZUKA Keita
2003年、スタイリストとして独立。雑誌、広告、アーティストのスタイリングなど、あらゆる分野で活動中。

アングローバル
Tel. 03-5467-7874
http://www.margarethowell.jp

           
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