繰り返し巻いて使える、プラだけどエコなストロー「ストロール01」|ARIGATO GIVING
DESIGN / PRODUCT
2021年8月9日

繰り返し巻いて使える、プラだけどエコなストロー「ストロール01」|ARIGATO GIVING

ARIGATO GIVING|アリガトギビング

愛着を持って大切に使うストロー。繰り返し巻いて使える「ストロール01」誕生

アリガトギビングが、繰り返し巻いて使えるストロー「ストロール01」を販売。何度も繰り返し使用することでプラスチックごみの削減課題に貢献する。

Text by YANAKA Tomomi|Edit by TSUCHIDA Takashi

少しの練習とコツで上手に巻けるようになり、よりおいしく飲み物がいただけるように

エシカルなモノやソーシャルなモノ、オーガニックなモノを中心に展開するアリガトギビング。ギフトにも自分用にもぴったりなアイテムが揃うオンラインショップだ。
新たに登場したのは、繰り返し巻いて使えるストロー「ストロール01」。素材はプラスチックだが、何度も繰り返し使用することで無駄なごみを削減し、思い入れを持って大切に使うことで適切に処理してもらうことを目的としたストローだ。
ただ、これは簡単便利な道具というわけではないそう。時間と手間と少しのコツが必要だとアリガトギビングでは謳う。箸がそうであるように、少しの技術習得により、上手に巻けるようになり、おいしく飲み物がいただけるのだ。
素材として使われているのは、燃やすと紙と同じく水と二酸化炭素にしかならないポリプロピレン。紙ストローの2分の1程度の重量で作ることができるため、使った後で燃えるゴミとして適切に処理すれば理論上2分の1のCO2排出量で済む。しかし問題なのはプラスチック自体は、自然に還らないことと、大量生産大量消費の使い捨てが前提で安価に存在してしまうため、価値が限りなくゼロに近いということ。
「ストロール01」は、口当たりの良さや無味無臭、耐久性の高さなどストローにおけるプラスチックの良さを生かしながら、プラスチック廃棄を減らそうというひとつの提案でもある。
「ストロール01」の特徴はこれだけではない。飲み物の種類により、ストローの長さを変えることなく太さを調節でき、使用後は開いて洗い、乾燥させることで清潔に使える。カラーも4種類が展開された。
「ストロール01」は、“自分で巻いてつくる”という行動を伴うことで、愛着がわくストロー。プラスチックを大切に使うことで見えてくる、これからのプラスチックとの向き合い方のひとつを提案している。

ストロール01

  • 価格|594円(税込)
問い合わせ先

ARIGATO GIVING
http://www.arigatogiving.com/