だれもが気軽に利用できる給水機を設置|MUJI
DESIGN / PRODUCT
2020年7月10日

だれもが気軽に利用できる給水機を設置|MUJI

MUJI|無印良品

給水でプラスチックごみを削減へ。「自分で詰める水のボトル」を販売し、店内に給水機を設置

無印良品は、プラスチックごみを削減する取り組みの一環として、2020年7月1日(水)から「自分で詰める水のボトル」を販売するとともに、無印良品の店内に給水機を設置し、店頭での給水サービスをスタートさせた。

Text by YANAKA Tomomi|Edit by TSUCHIDA Takashi

「自分で詰める水のボトル」や「水」アプリもローンチ

自然とのより良い関係を目指し、プラスチック製ショッピングバッグの廃止をいち早く取り入れるなど、地球資源の循環化や廃棄物削減に向け取り組んでいる無印良品。
今回、プラスチックごみ削減の一環として、無印良品の店内に水道水を利用した給水機を設置し、無料の給水サービスをスタートさせた。無印良品では、マイボトルを持参する人が増えていくことで、環境や健康について考えるきっかけとなることを目指しており、ペットボトル入りの飲料を新しく買うかわりに水筒などのマイボトルを持参すれば、だれもが気軽に飲料水を詰めることができる。
給水機はまず「無印良品 銀座」や「無印良品 グランフロント大阪」のほか、各地域の拠点となる大型店や新店を中心に113店舗に設置。2020年度内には、日本国内約400店舗への設置を予定している。
無印良品では同時に、自分で繰り返し水を詰め替えることのできるボトルも販売。サイズは、バッグの中でかさばらず持ち歩きやすい飲みきりサイズの330mlで、繰り返し使用することを考慮してデザインした、飲みやすく洗浄しやすい広い口の設計だ。
自分で詰める水のボトル
価格|190円
容量|330ml
発売|2020年7月1日(水)発売
このほかにも無印良品では、多彩なサイズのステンレス保温保冷マグなども展開。さらに、給水を日常生活に楽しく取り入れてもらうためのツールとして、吸水機を設置している店舗情報や自分の給水量、削減できるCO2排出量が可視化できる「水」アプリもローンチした。
販売と合わせて、不要になった「自分で詰める水のボトル」の店頭での回収も実施。回収した商品はポリエステル原料にリサイクルすることで、プラスチックごみを削減し、石油由来原料の有効活用につなげていく。

ステンレス保温保冷マグ
価格|990円(200ml)、1290円(350ml)、1490円(500ml)
「水」アプリ
自身の給水量や、給水することで削減できるPETボトルの廃棄量およびCO2排出量を可視化。給水機を設置している無印良品店舗の位置情報のほか、東京都水道局が「Tokyowater Drinking Station」として紹介する、 公共施設など都内約700箇所以上の給水スポットを掲載予定。


問い合わせ先

良品計画お客様室
Tel.0120-14-6404

                      
Photo Gallery