アメリカ近代文学の父へのオマージュ

かずかずの名士に愛用されてきた筆記具で名高いラグジュアリーブランド モンブランは、1992年以来、文学史を代表する文豪の生涯とその作品へのオマージュとして、世界特別限定品「作家シリーズ」を発表してきた。これまでにもアーネスト・ヘミングウェイ、アガサ・クリスティ、オスカー・ワイルド、ヴァージニア・ウルフなど、不朽の名作を遺した偉大な作家たちの名を冠したコレクションが登場。そして昨年のトーマス・マンにつづいて選ばれたのは、今年没後100年を迎えるアメリカ近代文学の父、マーク・トウェインだ。

「すべてのアメリカ近代文学は、マーク・トウェインが書いたハックルベリー・フィンという一冊の本から生まれた。それ以前には何もなく、それ以降にはろくなものがない」──ヘミングウェイをしてそう言わしめたマーク・トウェイン（1835年〜1910年）は、『ハックルベリー・フィンの冒険』や『トム・ソーヤの冒険』といった古典的最高傑作を書き上げた、アメリカが生んだもっとも偉大な作家のひとり。奴隷制度や人種差別に対して声を大にして異を唱えた人物であったが、当時の社会を痛烈に批判しつつも幅広い読者が楽しめる内容の作品を遺し、後世の作家たちに多大な影響を及ぼした。

マーク・トウェイン自身を魅了したミシシッピ川をイメージ

モンブラン特別限定品 作家シリーズ2010「マーク・トウェイン」は、この伝説的作家の作品や、彼を魅了し、生涯にわたって影響を与えつづけたミシシッピ川から着想を得たもの。ミシシッピ川のさざなみを表現したディープブルー プレシャスレジン製のキャップとボディ、蒸気船の煙突をかたどり、蒸気を表したアイボリーカラーのプレシャスレジン製のキャップトップ、当時アメリカ南部の州で人気の高かった楽器「ジューズ・ハープ」（口琴）の形をしたクリップなど、なんとも冒険心をくすぐるデザイン。

本数を限定して製造される作家シリーズは、すぐれた審美眼をもつひとびとや熱烈なコレクターのあいだで人気が高い。製品1本1本にはシリアルナンバーが刻まれ、また、製造過程における独特なハンドクラフト仕上げが、その希少性とその価値をさらに高めている。作家シリーズの製造にあたっては、毎年それぞれ特別のツールが開発されるが、それらのツールは限定本数の製造が終了した時点で、永久に再生産ができないようにすべて処分されるというこだわりぶり。まさにファン垂涎の逸品だ。

モンブラン特別限定品 作家シリーズ2010
「マーク・トウェイン」
発売日｜
2010年8月1日(日)　全国のモンブランブティック、モンブランショップ
2010年9月1日(水)　正規代理店
コレクション｜万年筆、ボールペン、ローラーボール、
セット＜万年筆（ペン先M）、ボールペン、ペンシルの3点＞
価格｜
万年筆 12万6000円（世界限定1万2000本）
ボールペン 8万6100円（世界限定1万5000本）
ローラーボール 8万6100円（世界限定6000本）
3本セット 28万2450円（世界限定3000セット）

モンブラン GBU ジャパン
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