CEMENT PRODUCE DESIGN|ショップ「coto mono michi at TOKYO」オープン
CEMENT PRODUCE DESIGN|セメントプロデュースデザイン
“あたらしい日本”を感じるギフトを販売するショールームショップが誕生
「coto mono michi at TOKYO」表参道にオープン
グラフィック、ウェブ、プロダクト、CIなど、デザインをキーにボーダレスに活躍するクリエイティブエージェンシー「セメントプロデュースデザイン」。彼らがプロデュースする、地域商品をはじめとした“次世代のあたらしい日本を感じるギフト”が買えるショールームショップ「coto mono michi at TOKYO(コト・モノ・ミチ at TOKYO)」が表参道にオープンした。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
発信型のショールームショップとしても注目
「coto mono michi at TOKYO」は、“つぎの日本”を感じる次世代の地域品を集め、ブライダルギフトや海外へのお土産ギフトとして提案しながら、バイヤーも集まるショールーム機能も兼ね、流通のサポートまでをおこなう、あたらしいスタイルのショールームショップ。
2013年GOOD DESIGN賞を受賞した、メガネの素材「セルロースアセテート」を使用した耳かき「Sabae mimikaki(サバエミミカキ)」や、福井のリボンメーカーの協力を得て実現したリボンプロダクト「SEE OH! Ribbon(シオリボン)」。
そして“名刺を大切に収納できる小さな家具”をコンセプトに、北海道旭川の優れた木工技術とセメントプロデュースデザインの細やかなグラフィックワークが融合したカードケース「Card Chest(カードチェスト)」、愛知県瀬戸市の成形職人が手がける、手彫りの彫刻技術で凹凸を表現したトレースフェイスシリーズ「Trace Face Ligh(トレースフェイスライト)」など、どれも手にとってみたくなるものばかり。
日本の職人の心意気も感じたい
セメントプロデュースデザインを主宰する金谷勉氏は、「弊社の創設事業でもあるグラフィックを中心としたデザイン業界は、モノを作ったり売ったりしている方々がいて成り立っています。しかし昨今、モノづくりに従事され、守り、継承し、発展させようとされていらっしゃる地場産業界は、価格高騰や技術の海外流出などの要因により、縮小減少が進んでいます。
こうした地場産業の中小零細企業を対象に、あらたな道である自社製品の開発への取り組みを応援する活動をおこなっていますが、これまでの受注を待つ経営スタイルから、自販型の経営スタイル導入へと、培った技術や現状課題(コト)を考察し、デザインやマーケティング(モノ)で商品を開発、そして販売とPR(ミチ)までを一貫する活動を、全国の地場産業の方々とともに進めていきます」と意気込みを語る。
ショールームショップ
「coto mono michi at TOKYO(コト・モノ・ミチ at TOKYO)」
東京都港区南青山5-2-16 青山フレックスA
Tel. 03-6427-4556
営業時間|11:00~20:00
火・水曜定休
http://coto-mono-michi.jp/