西武渋谷店でカンパナ兄弟の軌跡をたどる「Antibodies:抗体」展開催｜SEIBU

SEIBU｜西武渋谷店

日本初上陸！　ヴィトラ・デザイン・ミュージアム世界巡回展

カンパナ兄弟の20年間の軌跡をたどる「Antibodies:抗体」展開催

西武渋谷店で4月14日（火曜）からフラジルフェア「Oi!Brasil 2015～この夏、サンパウロに恋をして～」が開催されるが、そのメイン企画として「ヴィトラ・デザイン・ミュージアム世界巡回展」が同時開催。ブラジル人のカンパナ兄弟がデザインしたユニークな家具が約100点以上展示される。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）

家具の常識を超えたデザインで注目を集める兄弟ユニット

カンパナ兄弟は、1961年生まれの建築家フェルナンドと1953年生まれの法律家ウンベルトによる兄弟デザイナーユニット。ブラジル・サンパウロ郊外に生まれ育ち、ブラジルの街、自然、動物、景色、市井の人びとの生活からインスピレーションを得て、木片、パイプ、ゴムホース、ティッシュペーパー、紐、梱包材など、日常にありふれた材料を使用して、椅子やランプなどを作成。現在ではブラジルを代表するデザイナーとして脚光を浴びている。

本展は、カンパナ兄弟の1989年から2009年にわたる20年間の軌跡をたどるもので、デザインの聖地として有名なドイツのデザイン美術館「ヴィトラ・デザイン・ミュージアム」による企画展として、2013年にイタリアのトリノ・デザイン・ミュージアムで開催された後、世界を巡回し、今回初めて日本に上陸する。

©Edra and Estudio Campana

20年間の活動を約100点以上の作品で紹介する

本展は、その企画展のなかから、「リサイクル」「自然素材と人造素材の融合」「多文化の統合」に焦点を当て、免疫と抗体から発するその仕事の全貌を紹介。彼らの代表作の椅子、ソファーなどのアートピース作品をはじめ、写真およびインタビュー映像を含めて展示する。

パンダ、ライオン、ワニなどたくさんのぬいぐるみを縫い合わせたシート「バンケットチェア」など、斬新でコンセプチュアルなデザインワークは一見の価値あり。5月10日（日）から15日（金）まで、そごう神戸店でも開催される。

ヴィトラ・デザイン・ミュージアム世界巡回展
「Antibodies:抗体展 The Works of Fernando and Humberto Campana（1989～2009）」
会期｜2015年4月14日（火）～4月26日（日）
時間｜10:00～21:00（日曜 10:00～20:00）
※入場は閉場時間の30分前まで　※最終日は午後5時閉場
会場｜西武渋谷店 A館7階特設会場
入場料｜一般500円／高校生以下無料

https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/kakutensublist/?article_seq=129202

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