REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE｜世界400台限定チェア「PK22」

REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE

「PK22™」オリジナルレザー仕様発売を記念してイベント開催

世界400台限定のラウンジチェア「PK22™」発売

フリッツ・ハンセンのブランドショップ「REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE AOYAMA / OSAKA」にて、デンマーク・コペンハーゲン生まれの家具デザイナー、ポール・ケアホルム氏がデザインしたラウンジチェア「PK22™」の世界限定400台のオリジナル仕様が、5月16日（金）発売される。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）

クリスティーヌ・ケアホルムさん来場の記念イベントも開催

ラウンジチェア「PK22™」は、理想的なフォルムと工業的な探求を常としたポール・ケアホルム氏の代表的な作品。フレームにスチールを使用するスタイルは、コペンハーゲンの美術工芸学校での卒業制作であるエレメントチェア「PK25™」からはじまり、その後、1957年のミラノトリエンナーレでグランプリを獲得するなど世界中の人びとに愛用されている。

今回「REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE AOYAMA / OSAKA」では、「PK22™」のオリジナルレザー仕様が登場する。レザーの厚さは1.3mmで、表面を軽く磨き、首のしわなど自然な風合いを生かしながら、表面にアニリン染料（革本来の繊細な銀面の模様を生かした仕上げ）を用いて染色。砂丘のイメージから、表面はやや白く、しっかりした仕上げになっている。

5月15日（木）には、「REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE AOYAMA / OSAKA」にて、ポール・ケアホルム氏の娘であるクリスティーヌ・ケアホルムさんが手がけるラグコレクション「SÆSON（セゾン）」の、日本初となる発表会を開催。

また、5月16日（金）には、クレスティーヌ・ケアホルムさんと、ポール・ケアホルム氏と親交の深かった島崎信氏、北欧家具の造形に深い織田憲嗣氏によるトークセッションを開催。日本で初展示となるアイテムをふくめ、ポール・ケアホルム全コレクションを集めた会場で、プロダクトのみならずポール・ケアホルムの人物像にも迫る。

クリスティーヌ・ケアホルム来日イベント
TALK　SESSION -POUL Kjærholm（ポール・ケアフォルム） -
クリスティーヌ・ケアホルム×島崎信×織田憲嗣
日時｜2014年5月16日（金）
第1回13：00～14：30／第2回15：00～16：30（予約制）

クリスティーナ・ケアホルム｜Krestine Kjærholm
1984年にテキスタイルデザイナーとして活動して以来、デンマークを代表する作品を手がける。これまで、デンマーク国会議事堂内首相執務室、コペンハーゲン最高裁判所のインテリア、国営鉄道（DSB）の車内内装、北海道JR駅貴賓室のカーペットなどのプロジェクトにかかわる。

島崎信｜SHINOZAKI Makoto
武蔵野美術大学名誉教授、島崎信事務所代表。1932年東京生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科図案部卒業。デンマーク王立芸術大学建築科修了。家具や生活用品にかんするデザイン展覧会やセミナーを多数企画。北欧やデザイン関連の著作も多数におよぶ。日本インテリア学会副会長、北欧建築デザイン協会理事、日本フィンランドデザイン協会理事長（公財）鼓童文化財団理事長、NPO 法人東京・生活デザインミュージアム理事長。

織田憲嗣｜ODA Noritsugu
椅子研究家、東海大学芸術工学部くらしデザイン学科教授。194年生まれ、大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。百貨店宣伝部勤務、フリーのイラストレーターを経て現職。