英国の活版印刷のポップアップショップを開催|journal standard Furniture
journal standard Furniture|ジャーナル スタンダード ファニチャー
ロンドンに拠点を置くウッドタイププリントの活版印刷スタジオが登場
活版印刷のポップアップショップを開催
「journal standard Furniture 渋谷店」にて、英国・ロンドン東部のウォルサムスロー(Walthamstow)に拠点を置く、ステファン・ケニー(Stephen Kenny)氏が主宰するレタープレススタジオ(活版印刷)「A TWO PIPE PROBLEM LETTERPRESS」のポップアップショップが10月4日(日)まで開催されている。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
ヴィンテージの木製活字とプレス機を使用
A TWO PIPE PROBLEM LETTERPRESS(通称ATPP)は、ステファン・ケニー氏が主宰するウッドタイププリントを主とした活版印刷スタジオ。アーティストのブックカバーやレコードカバーの制作や企業ブランディングワークに携わるグラフィックのほか、ケニー氏のポスターやポストカードなどを発表している。
ケニー氏は、スタジオ設立以前からグラフィックデザイナーとして活躍。2008年に自身の作品制作と活版印刷のスタジオとしてATPPを設立した。1800年代から1900年代のヴィンテージ木製活字とプレス機を使用して生み出される作品は、アート・ファッションに感度の高い層を魅了し、ギャラリーや美術館などで展開されている。
今回の渋谷店でのポップアップショップでは、「journal standard Furniture」による4型の別注ポスターをはじめ、ATPPの定番ポスターや、ふだんは展開のないポストカードやトートバッグなど充実したラインナップを揃えている。
9月20日(日)にワークショップを開催
活版印刷アーティストであるケニー氏の作品は、1920年代フランスの超現実主義者や60年代アメリカンポップアートの芸術家をはじめとする人物やさまざまな場所など、その時代に影響を受けつつ進化している。いまもっとも注目されるアーティストのひとりである彼が9月20日(日)には来場し、オリジナルのポストカードを作るワークショップを開催する。
ワークショップは9月20日(日)の14時からと16時からの各1時間。参加費は1080円で、定員は各回7名。好きなポストカードを選び、A~Zや記号のなかから6文字以内で言葉をつくるというもの。ひと文字ずつ活字を拾い、版を組んで印刷する活版印刷ならではの味わいが楽しめる。
「A TWO PIPE PROBLEM LETTERPRESS」ポップアップショップ
日時|2015年9月11日〜10月4日(日)
営業時間|11:00~20:00
場所|journal standard Furniture 渋谷店
東京都渋谷区神宮前6-19-13 J-6ビル1F、B1F
journal standard Furniture 渋谷店
Tel. 03-6419-1350
http://js-furniture.jp/