「CIBONE Aoyama」でデザインデュオ「ガムフラテージ」エキシビション開催|Fredericia
DESIGN / INTERIOR
2015年8月4日

「CIBONE Aoyama」でデザインデュオ「ガムフラテージ」エキシビション開催|Fredericia

Fredericia|フレデリシア

イタリア人とデンマーク人のデザインデュオの“ひとに寄り添ったデザイン”に注目

CIBONE Aoyamaで「ガムフラテージ」エキシビション開催

デンマークの家具ブランド「Fredericia(フレデリシア)」より、今年、新作の「Haiku Low ソファ」を発表したイタリア人とデンマーク人のデザインデュオ、GamFratesi(ガムフラテージ)のエキシビション「LOOK INSIDE(外からの刺激 内からの感情)」が8月31日(月)まで、東京・青山「CIBONE Aoyama」で開催されている。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

代表作や新作など日本初公開アイテムが揃う

イタリア生まれのエンリコ・フラテージ氏とデンマーク生まれのスティーネ・ガム氏によるデザインデュオ「ガムフラテージ」は2006年に結成された。コペンハーゲンを拠点に活動し、北欧と南欧の文化を融合させながら、詩的で豊潤なスタイルを提案し、一躍注目される存在となる。

相反するものを掛け合わせることの多い彼らは、予想を超えるあらたな発想で、老舗ブランドから新鋭ブランドと開発をおこない、「フレデリシアや」「UBI(グビ)」などのデンマークのブランドはもとより、フランスの「Ligne Roset(リーン・リゼ)」、ストックホルムの「Swedese(スウェデッセ)」、イタリアの「Casamania(カーサマニア)」「Fontana Arte(フォンタナアルテ)」などとも取り組んでいる。2014年のストックホルム国際家具見本市では、Guest of Honorに選出された。

CIBONE|Fredericia

CIBONE|Fredericia

CIBONE|Fredericia

エキシビションのタイトルに込められたもの

彼らは自分たちの家具を“コミュニケーションの道具”と言い、どこか懐かしさを感じさせる、親密さや無意識に触れたくなるデザインが特徴だ。

彼らの作品は、革新的なデザイン潮流を世界に示してきたイタリアデザインと、先人の知恵や技術を大切にしながら名作を築いてきたデンマークデザインが融和したもので、彼らのつくる“ひとに寄り添ったデザイン”は、自分の外側にあるものに敬意を払いながら、自身の内側を見極めた結晶体のようだと評されている。

今回の「CIBONE Aoyama」でのエキシビションは、「フレデリシア」から発表された「Haiku Low」ソファをはじめ、「グビ」「スウェデッセ、カーサマニア」「CAPPELINI(カペリーニ)」など、彼らの代表作から日本初公開となる作品、さらにデザインプロセスなども垣間見れる貴重なスケッチもあわせて展示されている。

GamFratesi Exhibition
LOOK INSIDE(外からの刺激 内からの感情)

会期|2015年8月31日(月)まで開催中
時間|11:00〜21:00
※8月4日(火)のみ20:00まで
会場|CIBONE Aoyama
東京都港区南青山2-27-25 オリックス南青山ビル2F
Tel. 03-3475-8017

問い合わせ先

CIBONE Aoyama

Tel. 03-3475-8017

www.cibone.com

           
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