メディコム・トイとマインドワークス・エンタテインメントによる株式会社EGが始動 | MEDICOM TOY
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2023年9月22日

メディコム・トイとマインドワークス・エンタテインメントによる株式会社EGが始動 | MEDICOM TOY

MEDICOM TOY|メディコム・トイ

両雄が手を組んだデジタル領域での新たなキャラクタービジネス

メディコム・トイとマインドワークス・エンタテインメントが、デジタル分野での新たな取り組みをスタートさせた。投機的な側面が先行した「NFT」というワードが落ち着いた今、その本質を体現すべく誕生した背景、その戦略とは?

Text by SHINNO Kunihiko|Photograph by YOKOKURA Shota|Edit by TOMIYAMA Eizaburo

第1弾は「Samurai Steam Polka」のNFTを販売

2023年6月、メディコム・トイとマインドワークス・エンタテインメントが共同出資で、クリプトアートプロジェクトやメタバースコンテンツ、デジタル分野のライセンス活動を行う株式会社EGの設立を発表したことは業界内外に広く注目を集めた。
新会社はデジタルの分野におけるクリエイターの新たな才能の発掘育成を目的とした「エレクトロニックガーデン=EG」のコンセプトから命名。第1弾はフィギュアシーンで活躍するSTEAM POLKAの新作「Samurai Steam Polka」のNFTを販売する。
今、なぜNFT参入なのか。そしてEGが描くヴィジョンとはどういうものなのか。
EGの本格始動を前に、メディコム・トイ代表取締役 赤司竜彦氏、マインドワークス・エンタテインメント代表取締役/EG代表取締役 近藤健祐氏、STEAM POLKA クリエイターのKAWAI氏にお話を伺った。
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メディコム・トイ
1996年設立。「自分たちが欲しいものを作る」をコンセプトに幅広い分野のキャラクターフィギュアを企画製造。2001年発表の「BE@RBRICK(ベアブリック)」など、国内外のアーティスト、ブランド、企業、キャラクターなどと多彩なコラボレーションを発信している。

マインドワークス・エンタテインメント
2004年にキャラクタープロデュース会社として設立。「100年愛されるキャラクター作り」をモットーに、新進気鋭のクリエイター作品や「Clifford(クリフォード)」「Care Bears(ケアベア)」「Popples(ポップルズ)」などの海外キャラクターのプロデュースを手掛けている。

STEAM POLKA
スチームパンクとメルヘンを混ぜた世界観でオリジナルのフィギュアをイベントなどで販売。代表作にメディコム・トイが企画・製造を手がけるカプセルトイ・VAG(VINYL ARTIST GACHA) でも販売された「潜水服ゼンマイずきん」「潜水服チーシャ」などがある。
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崩れ落ちた瓦礫の中から今スタートするのはすごく面白いかもしれない

──まずは株式会社EG設立のきっかけからお願いします。
赤司 近藤さんから最初にご提案いただいたのは1年半ぐらい前ですか?
近藤 去年の3月でしたね。
赤司 それがちょうど「NFT少しやばくない?」っていう、暗雲が立ち込め始めたぐらいの時期だったんですよね(笑)。「なのに今からやって大丈夫なの?」みたいな話をさせていただく中、近藤さんのプランを伺ううちに、逆にすべてが崩れ落ちた瓦礫の中から今スタートするのはすごく面白いかもしれないと思ったんです。
メディコム・トイ代表取締役 赤司竜彦氏
近藤 私は現在キャラクタービジネスプロデューサーとして活動していますが、もともと広告業界にいたんです。94年ぐらいにJリーグのゲーム化権のライセンスでデジタルと出会い、その後ソニーグループの広告代理店でキャラクタービジネスを始めて、そこから独立してできたのが今のマインドワークス・エンタテインメントです。
マインドワークス・エンタテインメント代表取締役/EG代表取締役 近藤健祐氏
赤司 弊社もライセンス関連で20年くらいおつきあいさせていただいてます。
近藤 これまではクリエイターのエージェントとしてフィジカルの商品化が主な仕事でしたが、「NFT」というものが登場しまして。デジタルの分野のライセンスとなると従来の業務内では理解を超えていたので、これは会社を分けた方がいいなということで、赤司さんにご相談させていただいた次第です。 デジタル分野で新たな才能を育成していく場を作る意図で「コンセプトはエレクトロニックガーデン」、その頭文字を取って社名をEGと名付けていただきました。
赤司 そこから第1弾のクリエイターは誰がいいだろうと考えた際、いわゆる立体とNFTを掛け合わせた形でビジネスをしていくなら、これまでのキャリアとクリエイティブの秀逸さで「STEAM POLKA」のKAWAIさんがパートナーに最適だと思いました。
KAWAI 私はゲーム業界に25年ほど在籍しながら、趣味で造形物を作ってワンフェスというイベントで自作のガレージキットを販売していたんです。そこから世の中でソフビやカプセルトイが流行り始めたことでガレージキット以外にも挑戦してみたいと思い、メディコム・トイさんに企画を持ち込んだところ、カプセルトイ(VAG)を出していただきました。今回もEG第1弾ということで打診されたときは、まだNFTというものが正直よく分かっていなかったんですけれども、説明いただいてものすごく面白そうだなと思いました。
近藤 クリプトアートの世界はコレクタブルなところがあるので、そのアート性がわかっていただける方にまずお願いしたかったんです。データをフィギュアのようにコレクションして楽しむカルチャーを一番ご理解いただけるのが、赤司社長だと思って提案させていただきました。
赤司 近藤さんから構想をいただいた際、コレクタブルなマーケットをデジタル上で育成していくタイプのプロジェクトなんだなと感じたので、たぶんKAWAIさんならアナログとデジタルの垣根を割と軽々飛び越えられそうだなと思ったんです。これまで変幻自在にいろんなものをクリエイトされてきた背景もあるので、これは絶対面白いものになるぞという確信がありましたね。
KAWAI STEAM POLKAは長年温めてきた企画なので、VAGがたくさんの方に喜んでいただけたのはすごく嬉しかったです。最初はスカルピーと言われる粘土みたいな素材で作っていて、デジタルでは作っていなかったんです。ただ、細かいデザインが好きなので、だんだんスカルピーでは限界を感じるようになって。そこに「ZBrush」というどんな形でも思い描いたものが作れる3Dの造形ソフトが現れたことで一気に可能性が広がり、以降はデジタルメインで製作するようになりました。
STEAM POLKA クリエイターのKAWAI氏
近藤 KAWAIさんの作品は世界観が深いですよね。
KAWAI 私の場合、キャラクター先行ではなく最初に世界観を作ってからそこに住んでいるキャラクターを作るんです。なので、そこに住んでいるような一体感が出るのかもしれないですね。スチーム(蒸気)がポルカを踊るように舞っているSTEAM POLKAという街があって、そこに住んでいるキャラクター達なんですけれども。今回は和風な世界ということで見た目は変えつつも統一感を出して、同じSTEAM POLKAに住んでいる雰囲気はなくさないようにしています。
──第1弾「Samurai Steam Polka」の“侍”というキーワードは?
赤司 これは近藤さんからでしたね。
近藤 洋風なものを和風にアレンジするとすごく魅力的に感じるんです。“侍”というコンセプトのもとSTEAM POLKAのアートワークを和風にしたら面白いだろうなと思って、ご提案しました。
赤司 KAWAIさんのファンは全世界にいらっしゃるので、各国共通で伝わるワードであり、しかも日本人だからこそ作れるキャラクターですよね。
近藤 海外の方は日本に対してどこか神秘性を感じてくれていると思うんです。そこをKAWAIさんにはうまく出していただきました。
赤司 見事でしたね。既に完成されたKAWAIさんの世界観の中に和の要素を入れて大丈夫かなと最初は心配だったんですけど、全然大丈夫だったなと思って。
KAWAI 私も描く前は不安でしたけれども、例えば潜水服と忍者を組み合わせることで結構面白いものが生まれて。いざ描き始めたら、どんどん出てきて「あれっ? めちゃくちゃ楽しい!」って(笑)。現在公開されている8体は、20体以上描いた候補の中から絞って選んだものです。
販売予定のクリプトアート作品「Samurai Steam Polka」の一部アート

EGがやろうとしていることはリアルなRPG。僕らはプレイヤーでもある

近藤 「NFT」が話題になった頃、「データを持っていて何の価値があるんですか?」と、よく言われました。アート単体で完結するのではなく、その先のストーリーを作ることで価値を上げるのがNFTの本当の魅力じゃないかなと思うんです。これを持ってることによって「この先こんなことが生まれますよ」というストーリーを作ることが、EGでやりたいことなんです。その結果、クリプトアートの価値が上がっていくというのが、おそらく今後のクリプトアートのコンテンツのメインになると思います。今までは投機目的のNFT作品も多くあったと思います。おそらく赤司さんのところにも、そういう話がいっぱい来たと思うんです。
赤司 ほぼ連日、ものすごい数来てました。投機目的に偏りすぎると、それこそ作家さんのキャラクターの毀損にまで繋がってしまう危惧もあったので、やるんだったらシナリオの中にクリプトアートが存在するような作り方がしたいなと思っていました。
近藤 今までは「この絵が1点いくらになりました」みたいな話題の報道が先行したと思うんですけれども、EGでは「どうコレクションするか」を軸にしたいんです。既に「Samurai Steam Polka」のキャラクターは百数十体できていて、どれもすごくいいんです。
赤司 カラー変えだったり、パーツ変えだったり、バリエーションも豊富ですね。
近藤 KAWAIさんのファンの方はクリプトアートをやっていない方も多いと思うので、ディスコード(Discord。テキスト・ボイス・ビデオに対応したコミュニティアプリ)の中にコミュニティを作って、NFT初心者の方にも分かりやすく説明しながら、その先を作っていく。そういう売り方をしていこうと考えています。
海外では実現するか分からないロードマップを見せてあおり、価格を上げて売り逃げといったプロジェクトも見受けました。たぶんそれがちょっと胡散臭い空気になっていたと思うんです(笑)。EGはそうでなく、コンテンツの成長過程を皆さんにちゃんと伝えることで、フィジカルに落とし込むところまで見えるプロジェクトとして成功事例を作りたい。赤司さんには以前お話したんですけど、近年のソフビの売り方にちょっと似ているなと思ったんです。そして、普段アート作品を購入しているメディコム・トイさんのファンの方にはとても親和性があると思いました。
赤司 昭和玩具の近年の売り方と、メタバースにおけるデジタル作品の売り方に類似性があるのは不思議な気持ちがしますね。セールスのトレンドがこれなのかという感じもしますが、要はKAWAIさんがひとつひとつ丹精込めて作ってくださったグラフィックを所有していることに誇りを持てる売り方が必要なんだろうなと。この先、近藤さんが描かれるロードマップの中でどれだけいい意味で予想を裏切りつつ、期待を裏切らない面白い仕掛けをそこに差し込んでいけるのか、みたいなところで、何年か後に「俺、最初のSamurai Steam Polka持ってるぜ」「えーっ! すごいね」みたいな感じになってくれるといいなと思ってます。
──クリエイターや作品の価値を高めるためのロードマップの構築ですね。
赤司 作品を1個売って値段が上がった下がったというやり方が2年ぐらい前のトレンドだったとしたら、今回近藤さんからの提案で僕が面白いなと思ったのは、たぶんEGがやろうとしていることってリアルなRPGなんです。僕らはコンテンツメーカーでありクリエイターでありながら、プレイヤーでもあるのかなという気がしているんです。「こんなアイテム、新しい世界観、新しいシステムがありますよ」ってマーケットに提示しながら、お客様と一緒に楽しんでいくという。
近藤 ダンジョンを次々とクリアしていくような感じですね。
赤司 「それは面白いね、やるやる!」となった根幹のマインドって、実はそこなんです。それには本当に才能あるクリエイターとやらないと必ず途中でバテてしまうので、近藤さん、KAWAIさんとだったらきっとうまくいける。そんな感じですね、
KAWAI キャラクターを生み出すことに関しては貪欲なので際限なく作れます(笑)。逆に自分一人では造型が間に合わないぐらいだったので。
──昔から創作意欲は盛んだったんですか?
KAWAI 子どもの頃からオリジナルの怪獣とかデザインするのが好きで、10代から20代前半の頃はいろいろな造形作家さんから影響を受けました。形にしていくには技術が伴うので最初はもどかしい気持ちもあったんですけど、ゲーム業界に入って厳しく教えていただいたことで、だんだん思ったものができるようになって今に至る感じです。
尊敬する造形師の方々が年を取っても刺激を与えてくれるものをどんどん生み出していて、自分もまだまだ若い人たちには負けたくないので(笑)。STEAM POLKAに関しても幅広い商品展開をしたい気持ちはずっとありました。ただ、どうやればいいのかまったく分からなかったので、赤司さんに相談させていただいた次第です。
赤司 最初にご一緒させていただいたのが、VAG(VINYL ARTIST GACHA) SERIES29 の「潜水服ゼンマイずきん』ですけれども、VAGに関してはとにかく世界中のクリエイターさんから売り込みが来るわけです。その中でKAWAIさんは、まったくご面識がなく初めてお会いして作品を見せていただいて、その場で即決しました。こういうケース、実は後にも先にもKAWAIさんだけなんです。いや、すごい人来ちゃったなと思いました。こういう方がご一緒したいですとおっしゃってくださったことがとても嬉しかったです。近藤さんとも20年ぐらい一緒に仕事をやってきましたけれども、「今だ!」みたいな感じだったですよね。
──タイミング的にはまさにベストだったと。
赤司 そうなんです。なので最初にお話しした通り、「NFT」のちょっと胡散臭いブームが去ってくれたことも、すごくいいなと思ってるんです。

EGでは新しいNFTの取り組み方をたくさん作りたい

──今後の展開予定についても、現在公開できる範囲で教えてください。
赤司 立体に関しては既に弊社のエキシビジョンだったり、KAWAIさんご自身がワンフェスでご展示いただいていますが、いずれそれらの点がEGの企画とシンクロするかたちで、線になっていくような作り方にしたいなと考えています。
近藤 まずはマーチャンダイジングですね。リアルな世界で展示イベントを開催して、世界観を作る。あとは近年、TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム:コンピュータを使わず、紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ、対話型のロールプレイングゲーム)のマーケットが盛り上がっているので、その分野から始めて、ゆくゆくはゲームにも発展させていきたいです。
ちなみにEGスタートのツイートに対して、海外の有名なクリプトアートプロジェクトの方が3人ぐらい「いいね」をくれたんです。やはりメディコム・トイさんのNFT業界での動向は海外の皆さんも気にしていたんだろうなと思いました。
赤司 どんな形でこの先のロードマップを組めるかみたいなところが、やっぱり自分自身もワクワクしてるんですよね。予定調和にならない、こいつら何仕掛けてくるんだ? みたいなことがやりたいなと思います。私はそちらの業界の人間ではない分、常識がない人があれこれやる方が面白い気がしてるので。
近藤 ディスコードでNFT業界の皆さんとやり取りをしていると「今までの考え方をそのまま持ってくると、たぶんプロジェクト自体が面白くなくなる。今までになかった部分を見せた方がいいんじゃないか」と言われます。今、「NFT」は冬の時代って言われていますけれども、真面目にやっている人は本当に真摯にクリプトアートの未来について考えながら取り組んでいるんですよね。なので、これからは自由な発想による、いろんな形態のNFTがたくさん出てくると思います。
赤司 なんとなく、おサイフケータイみたいなものかな? って気がしてますね。選択肢がものすごく多岐に分かれているので、ここから先はチョイスするセンスだったり、ワクワクするスクリプトの制作が鍵になってくるかなって気がしていて。冬の時代と言われている今だからこそ逆に新しいルールを作りやすいし、新しい道筋も作りやすい気がして。なんとなく昔、自分が海外から輸入しておもちゃ屋を始めた頃みたいな気持ちなんです。なので、すごく楽しいです。
近藤 購入を考えている方はおそらくクリプトアート初心者の方も多いと思うので、これを持っているとどういうメリットがあるのか、X(旧Twitter)のスペース機能を使ったAMA(ask me anythingの略。「何でも聞いてね!」という意味)を何回か開催する予定です。ウォレットの作り方とか、イーサリアム(仮想通貨のプラットフォーム)の買い方についてもディスコード内で改めて説明させていただきますが、最初は初心者の方にも入りやすいように普通のクレジットカードで購入できる仕組みも考えています。
SamuraiSteamPolkaOfficial X
──イーサリアムが必要不可欠な従来のNFTと比べると、かなり参入しやくなりますね。
近藤 EGのディスコードは「EG ART Gallery」という名称でコミュニティを立ち上げました。ゆくゆくは初心者の方々でも運営に参加していただき、自分たちでクリプトアートの価値を高めることで、それが目的ではないにせよ結果的に価格も上がる。クリプトアートホルダーの皆さんに話を伺うと、そういう視点でディスコードを運用されているので、すごく面白いと思います。
EG ART Gallery Discord
赤司 投資というよりは、推しみたいな感じですか?
近藤 そうですね。株主に近い、というと、また投資の話になっちゃうんですけど(笑)。即日売って利益を出すのではなく、長期的に価値を高めていくことに喜びを感じるファンの方が多いことは実感としてあります。「DAO(Decentralized Autonomous Organizationの略称。分散型自立組織)」という言葉がありますが、EGではディスコードを活用しながらみんなでコンテンツを育てていく仕組みを作っていきたいんです。ユーザーの方が望むのであれば「Samurai Steam Polkaのテーマ音楽を作ろうよ!」ですとか。
赤司 その場合、ファンの方の中にミュージシャンの方がいてくださって、手を挙げてくださるのが一番の理想ですね。
近藤 そうなってもらえたら最高です。ディスコードの中で「作曲できます」「動画が作れます」っていう人が参加してくれて、いいものができるとNFT自体の価値も上がるじゃないですか? 誰かに作成を依頼するのではなく「今度テーマソング作るんでみんな集合!」みたいなかたちでコンテンツの幅を広げていくのは本当に理想形です。
──EGという会社名には“easy”、つまり難しく考えず誰でも気軽に参加できますよというニュアンスも入ってるのかなと思ったのですが、いかがでしょうか?
近藤 その通りです。実際、僕自身クリエイターのエージェントをやっていると、結構背負っちゃうことが多いんです。
赤司 周りも期待するわけです。「近藤さんだったらマネージメントから商品化までフルプロデュースしてくれるよね」みたいな。それでずいぶん悪いオーラが出ているときを何度かお見かけしていて(笑)。だったら「このプロジェクトはもっと気楽(イージー)にやろうよ!」って。お預かりしたコンテンツをみんなで一生懸命育成しながらハッピーにしていくわけだから、あんまり難しく考えずに。
近藤 みんなで一緒に作っているフラットな感じがいいですね。
赤司 今こうしてお話をしている中でも、どんどん新しいアイデアが頭の中に浮かんできています。「侍だから着替えが必要だよな」とか、敵対するキャラクターを作るのも面白いな」とか。デジタルコミュニティだからこその自由度と速度で、作品世界が面白い膨らみ方をしてくれそうな気がします。今までNFTを知らなかったファンの方にも気軽に楽しんで参加いただける作り方をしていきたいですね。
問い合わせ先

株式会社EG
Tel.03-3264-7139
mail:info@eg-art.jp

                      
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