Panasonic|話題の<パナソニック 衣類スチーマー>をプロ視点で検証する。
DESIGN / FEATURES
2017年12月1日

Panasonic|話題の<パナソニック 衣類スチーマー>をプロ視点で検証する。

Panasonic|パナソニック

ファッションデザイナー加賀清一氏に聞く、
パナソニックスチーマーの利点

パナソニックの「衣類スチーマー」はハンガーにかけたまま手軽にシワやニオイケアが出来るためアイロンがけの苦手な男性にとっては救世主的な存在だ。今回はファッションに関わるプロの視点から、衣類スチーマーのの利点とは何かを探ることにした。

Photographs by NAGAO Masashi  Text by NAGASAKI yoshitsugu(PARAGRAPH)

まずファッションデザイナーというプロの視点から見ると、パナソニック 衣類スチーマーの利点はなんだろう?マニアックなファンの多いメンズブランド“ヒピハパ”のオーナー・デザイナーである加賀清一氏に伺った。

「まず、何と言ってもコンパクトということ。それにただコンパクトなのではなく、アイロン面のサイズがシャツなどの袖幅にぴったりあっているというのが嬉しいですね。これなら、一発で綺麗に袖が仕上がります」。

Panasonic|衣類スチーマー NI-FS530

003_panasonic_steam_02

コンパクトさにはプロをも唸らせる理由があったのだろうか。

「それに、私たちファッションデザイナーのところへはサンプルは折りたたんだ状態でやってきます。それをハンガーやトルソーにかけてスチームして整えるのが常なのですが、実際に使って見るとたっぷりなスチーム量があって便利だと感じました」。

実際に加賀氏がシャツを手にとってスチームを始めると、綺麗にシワが伸びて行く。

細部まで考えられた作りにプロも納得。

Panasonic|衣類スチーマー NI-FS530

「このコンパクトさがあるから、細かい部分にまでスチームが行き届いて仕上がりが早いのが驚きです。それとこのトリガーというか、スチームを出すボタンがいい場所についている。これもかなり、プロの使い勝手を研究しているなと感心しました」。

その場で次々に仕上げられていく服たち。さすがにプロの手つきは違うと感じさせられた。

「ファッションデザイナーという仕事柄、衣類スチーマーを使うことは日常です。プロ用というと大きくて重いのが当たり前でした。ところがパナソニックの衣類スチーマーを使って感じたのは、軽くてコンパクトなので、然かけやすく、綺麗に仕上がるという事実です。スイッチ入れてから使えるまでスピードも速いし、たっぷりなスチーム量も申し分なし。僕らプロも十分満足です。アイロン面がフラットなので、プレスも出来るのが嬉しいですね」。

「とにかく洋服を大事にする。そういう考え方で衣類スチーマーも日常に取り入れて欲しいですね。洗いざらしが美しい服もありますが、きちんとシワがない方が美しい服もある。そこをちゃんと使いこなして欲しいと思います」。

ファッションデザイナー視点では、そのサイズや使い勝手の良さにポイントが絞られた。では、実践編としてはどうなのだろうか。

Panasonic|衣類スチーマー NI-FS530005

s_prof_01

加賀清一 「ヒピハパ」デザイナー
東京・日暮里生まれ、日暮里育ち。スキップ&ビー、インテリア・エクステリアを経て1992年、ヒピハパのデザイナーに就任した。

Page02. スタイリストが教えるパナソニック 衣類スチーマー術

Panasonic|パナソニック

スタイリスト 川合康太氏に聞く、
パナソニックスチーマーの利点(2)

スタイリストが教えるパナソニック 衣類スチーマー術

「立ち上がり約24秒」という驚異的な早さと本体の軽さで、手軽にシワやニオイ取りの作業に入れるパナソニック 衣類スチーマー NI-FS530。衣類スチーマーを巧みに使い、シワを取るプロフェッショナルといえばファッションスタイリストだ。時間が制限された撮影現場で、本機を使用しているプロのスタイリストも多いという。

そこで、ファッション雑誌など中心に活躍されている川合康太氏に、忙しいビジネスマンでも手軽かつ効率的にシワをとるためのワンポイント衣類スチーマー術を教えてもらった。

s_013_panasonic_steam

s_015_panasonic_steam

まずは、仕事でも使用することがあるというパナソニック 衣類スチーマーの魅力を伺った。

「軽くて、立ち上がりが早いのが魅力的ですね。使いたいタイミングで、手軽に使えるのが嬉しい」。スピード感が求められる現場では、立ち上がりの速さは必須な条件だといえる。

スタイリストの現場同様にビジネスマンの朝は忙しい。ベストは寝る前にスチームをかけておくことだが、出勤直前の着替えるときに見つけてしまった衣類のケアこそ、立ち上がりが早くて、ハンガーにかけたまま使える衣類スチーマーが役に立つ。

衣類スチーマー術をポイント指導

衣類スチーマーの基本ポイントがわかれば、貴重な時間もより有効活用できるはず。パナソニック 衣類スチーマーを使って、ビジネスマンの勝負服ともいえる3つの服で使用する際のポイントを教えてもらった。

シャツ:誘発シワに要注意

Panasonic|衣類スチーマー NI-FS530

トップスの場合、衣類スチーマーを上から下に滑らせるのが基本。シャツは、スチームを当ててシワを無くし、アイロン面でシャツの面をキリッと整えることが重要だという。

「ミトンと衣類スチーマーで、服を挟み、軽く下に服を伸ばしながら滑らすとシャツの面に対して、均等にアイロン面を当てられるので、綺麗な仕上がりになります」。

綺麗に仕上げることも大事だが、当てる時の注意ポイントも一緒に教えて頂いた。

「ミトンを使用して衣類スチーマーをかけている時は、全てのボタンを留めた状態で行わないこと。ボタンを留めた状態で、シャツの下から腕を入れ込むと、上腕部分がシャツに当たって、気がつかないうちに見えない部分がシワになりがちです。第一、第二ボタンだけ留めて、横からミトンをつけた腕を入れることで二度手間を減らします」。

ミトンを使用する時には特に気をつけたいポイントだ。

トラウザーズ:折り目は、滑らせるのではなく押さえ込む

Panasonic|衣類スチーマー NI-FS530

パナソニック 衣類スチーマーは、アイロン面がフラットなのが特徴。

この面を使い、厚手のトラウザーズも整えることができる。この時の衣類スチーマーの使い方は、滑らせるのではなく、アイロン面で押さえ込む。

「トラウザーズがずれないように1本ずつ整えてから、丁寧にアイロン面をあてることで、仕上がりが変わります。

アイロン面を使用している時は生地の重なりやズレで、変なシワがついてしまうため要注意。手のひらで、ボトムスの面のシワを伸ばしながら、アイロン面を押し付けてトラウザーズを整えましょう。テカリが気になる場合には、あて布を使うといいですね」。

空いた手で、しっかりとトラウザーズの面を伸ばしながら川合さんは、教えてくれた。ここでもシャツ同様、スチームを当てている時には、他の箇所にシワが発生しやすいので注意したい。あてた後もスチームが抜けるまで数時間おいておくことが正解のようだ。

コート:強力スチームで真冬のコートに立体感を出す

Panasonic|衣類スチーマー NI-FS530

シーズン中は、クリーニングに中々出せない厚手のコート。しかし、パナソニック 衣類スチーマーを使えば、着続けているコートもケアすることができる。

「衣類スチーマーは、素材の風合いを出す時に使用したい道具です。スチームを表面に当てて起毛させることで立体感を生みます。アウターに衣類スチーマーを使う時は、アイロン面を当てないのがポイント。生地が潰れてしまうので注意して下さい。

アウターの他にもセーターやカーディガンなどのニット素材の服も立体感が出ます」。

アイロン面を浮かした状態で強力スチームを当てることで、ずっと着て褪せていた風合いが蘇る。それに合わせてパナソニック 衣類スチーマーには、服についたニオイをケアすることが出来るのだ。会合で付いた飲食臭やたばこ臭、汗や防虫剤の意ニオイなど、なかなかクリーニングに出せないアウターのケアに最適だ。

シンプルかつスタイリッシュなデザインで、写真のダークブルーの他にピンクゴールド調のカラーリングもあるのでキャリアウーマンにも是非おすすめしたい一品だ。

prof_02

スタイリスト 川合康太氏
祐真朋樹氏のアシスタントを約5年間つとめ、2014年にフリーランスのスタイリストとして独立。ファッション雑誌など中心に活動をしている。


Panasonic|衣類スチーマー NI-FS530

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS530
電源:100V(50-60Hz共用)
消費電力:950W
外形寸法:本体 約幅7×高さ15×長さ15cm
質量:本体 約700g
電源コードの長さ:約2.5m

アイロン面
ベース種類:フラットベース
素材:セラミックコート
スチーム穴の数:6穴

機能
立ち上がり時間:約24秒
スチーム:連続・パワフルスチーム / ワイドスチーム / 360°スチーム
スチーム噴出し時間:連続約4分
スチーム量:平均約11g/分
注水量:約50ml
自動ヒーターオフ機能付き

付属品
スタンド, 専用カップ

問い合わせ先

http://panasonic.jp/iron/steamer/ni_fs530.html

           
Photo Gallery