Dyson|1台でオールシーズン対応、ファンヒーター AM05
Dyson|ダイソン
冬はファンヒーターとして、夏は扇風機として使えるオールシーズン対応
Dyson Hot + Cool™ ファンヒーター AM05
ダイソンのファンヒーターがAM04からAM05に進化――ブラシレスDCモーターの回転速度が向上し、AM04に比べて風量が約25%アップしたあたらしい羽根のないファンヒーター「Dyson Hot + Cool™ (ダイソン ホットアンドクール)ファンヒーター AM05」が発表。ダイソン オンラインストアでは8月30日から発売され、全国の家電量販店を中心とする小売店約2000店舗では10月24日(木)より発売される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
「ブラック/ニッケル」と「ニッケル/ニッケル」の2色があらたにラインナップ
流体力学とモーターチームに所属する45人以上のエンジニアが開発にかかわり、従来の電気ファンヒーターよりも効率的にエネルギーを使うことも特徴のファンヒーターAM05。冬はファンヒーターとして素早く均一に部屋を暖め、夏は扇風機として勢いのある風で涼をとることができる、1台で2役をこなす新製品だ。
ダイソン創業者ジェームズ ダイソン氏は、 「室温が設定した温度にきちんと保たれないとストレスを感じます。暖かくなったと思ったら数分後には寒くて震えるということもあります。そこで私たちは一台で効率的に暖めたり涼しくしたりの両方をできる製品を開発しました。ブラシレスDCモーターの出力を33%増やして、素早く部屋を均一に暖める機能を保ちつつ、涼風モードの性能を向上させました」とAM05について語る。
最初に吸い込んだ空気の6倍の風量を生み出すダイソンテクノロジー
AM05は、Air Multiplier™(エアマルチプライアー)テクノロジーと大きな風量を作り出すように再設計したモーターによって、毎秒最大28リットルの空気をミックス フロー インペラーを通して吸い込み、左右非対称の9枚の羽根と、小さく開いた穴で高気圧と低気圧を発生させることで空気の摩擦を低減させ、空気の流れを一定でスムーズにするメカニズムをもつ。
吸い込まれた空気は円形パーツに送り込まれ、PTCセラミックプレートを通って温度を自動制御しながら空気を暖める。加速された空気は2.5mmの開口部から放出され、8度の翼型傾斜の上を流れるが、これによりファンヒーターの後ろにある空気は低気圧とともに誘引され、ファンヒーターの周囲の空気を巻き込んでいく。その結果、最初に吸い込んだ空気の6倍の風量を生み出すことができる。