マランツのフラッグシップAVプリアンプにAuro-3D®対応アップデート|Marantz
Marantz|マランツ
マランツのフラッグシップAVプリアンプに
Auro-3D®対応アップデート
Marantz(マランツ)のAVプリアンプが、Auro-3D®に対応するファームウェア・アップデートを実施。サウンドに合わせたプリセットが用意され、最高のサウンドが堪能できる。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
あらゆるサウンドに対応したプリセットを用意
Auro-3D®は、自然で臨場感豊かな3Dサウンドを楽しめるイマーシブオーディオフォーマットだ。
5.1ch+サラウンドバッグの7.1chシステムに最大6chのハイトスピーカー(フロントハイト、センターハイト、サラウンドハイト、およびトップサラウンドスピーカー)を組み合わせ、13.1chという奥行きと広がりのあるサウンド環境を構築する。
またAuro-Matic Upmixerにより、モノラルやステレオ、サラウンドコンテンツを自然な3Dサウンドにアップミックスすることも可能だ。
この度、MarantzのフラッグシップAVプリアンプ「AV8805」がAuro-3D®に対応。インターネット経由でファームウェアをアップデートすると、サウンドモード"Auro-3D"が選択できるようになった。
再生するコンテンツに合わせてAuto-Matic Upmixerの効果を5種類のプリセットと16段階のチャンネルレベル設定で調整できる。
プリセットは「小」、「標準」、「大」、「ムービー」、「スピーチ」の5種類。
「小」は、ポップミュージックや室内楽に最適。「標準」はジャズや一般的な映画、テレビ番組向け。「大」はオーケストラなど大きなスペースで収録されたコンテンツに最適なプリセットだ。「ムービー」は大きな爆発音のシーンがあるアクション映画など、映画コンテンツに最適。「スピーチ」はニュース放送などほとんどが対話で空間情報を持たないようなコンテンツに最適だ。
さらにAV8805は、Auro-3D入力信号をそのまま再生する「ダイレクト」モードと接続されているスピーカーの構成に合わせて最大13.1chまで拡張して再生する「チャンネルの拡張」モードを切り替えることができる。
AV8805は、より迫力あるサウンドを愉しむ選択肢のひとつだ。
AV8805
ジャンル|AVプリアンプ
価格|50万円(税別)