香り・音・ヴィジュアルで現代人を癒す

セリーンハウスのクリエイティブディレクターは、世界的なキッチンウェアメーカーで25年にわたりクリエイティブディレクターとして多数のプロダクトデザインを手がけたカースティン・ヨーゲンセン氏。

日本での発表会でカースティン氏は、「私は絵画を教えていましたが、1974年にデザイナーの経験もないまま、コーヒーメーカーのデザインを依頼されました。それは大ヒットを記録し、デザイナーの道を進みました。3年前には、『フレグランスディフューザーのデザインをしてみないか？』とセリーンハウスのオーナーに頼まれました。私はフレグランスのことは何も知りませんでしたが、多くのストレスを抱える現代人を香り・音・ヴィジュアルで助けたいと思いました。アロマセラピーなら、日々の日常を助けることができると思ったのです」と語った。

カースティン氏は、ハードプロダクトのデザインはもちろん、白い雲のモチーフのロゴデザインなどすべてのアートワークも監修。セリーンハウスが掲げる“セリーンな環境・すこやかなるくらし”をトータルイメージで提案している。

超音波式アロマディフューザーのセンティライザーは3モデルあり、「Donut II（ドーナツ）」は、親しみやすいデザインとなめらかで高級感ある陶器の質感が魅力。スピーカー内蔵で、プログラムされた音楽のほかに、オーディオケーブルやUSBで接続して、デジタル音楽プレイヤーの音楽を流すこともできる。

フレグランスディフューザーは2モデルで、ヒーター式アロマディフューザー「Scent Flute 2-notes（セントフルート2ノーツ）」は、2本のガラスチューブに別々のヒータブルフレグランスオイルを入れて温め、ふたつの香りを交互に楽しむことができる､ユニークなスタイルのアロマディフューザー。暗くした室内では、LEDライトが美しいグラデーションの光を放つ。

セリーンハウスは、アスプルンド恵比寿店、タイムレスコンフォート、東急ハンズ一部店舗で発売されている（※取り扱い商品は店舗により異なる）。

カースティン・ヨーゲンセン
1948年デンマーク生まれ。1970年代初頭より、キッチンウェアブランド「ボダム」のクリエイティブディレクターとして活躍後、スターバックス、コンラン、イケアなどのプロダクトデザインを手がけ、ドイツをはじめスイス、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、スウェーデン、デンマークなど各国での受賞歴も多数。作品は世界各地の美術館にも収蔵されている。
現在はプロダクトデザインを手がけるほか、デザインコンサルタント、デザイン・アート・建築などに関する講演や執筆など、精力的に活動をつづけている。

問い合わせ
シー・シー・ピー
Tel. 03-5806-3507（9:00～17:30 12月29日～1月6日休）
http://www.serenehouse.jp