レーシングカーのようなマウスがBMWから|BMW
Pro-Gaming Computer Mouse Level 10 M|
プロゲーミング コンピューター マウス レベル 10 M
レーシングカーのようなマウスがBMWから
BMWグループ デザインワークスUSAは、2009年にも、PC周辺機器メーカーであるサーマルテイクのミドルタワー型ATX対応PCケース「Level 10」をデザインしているが、この「Level 10」につづいて、ゲーム用マウス「Level 10 M」の開発もおこなっており、今年3月、ドイツの世界最大級のコンピューター見本市、「CeBIT2012」にも出展していた。詳細や発売が待たれていたこのマウスが、8月27日、ついに販売された。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
プロの仕事の道具としてのマウス
全世界が注目するなか、高額な賞金をめぐり、緊密に連携をとるプロチームとプロチームが専用マシンで100分の1秒の優劣を争う。それはなにも、自動車レースにのみ許された興奮ではない。
e-sport(エレクトロニック・スポーツ)と呼ばれる競技をご存知だろうか。コンピューターゲームを舞台に、プレイヤーたちが切磋琢磨する電子のスポーツだ。そのe-sportの頂点にたつプロフェッショナルゲーマーたちの世界が、上述の世界。今回、BMWグループ デザインワークスUSAとPC周辺機器メーカー、サーマルテイクとが生み出したマウス「Pro-Gaming Computer Mouse Level 10 M」は、そんなe-sportのプロゲーマーにも向けられたモデルだ。開発にはPCゲーム、Counter Strike:Sourceでとりわけ知られるプロゲーマー Kai “Kaii” Schäfer氏が参加している。
この「Level 10 M」は、小さなレーシングカーのようなデザインで、アルミニウム製のベースの上に、浮かんでいるかのようにプラスチックの上面パーツがかぶさる。この上面パーツは、高さや角度を好みにあわせて調節できるほか、汗によってグリップ性能がさがらないよう、通気性を考えた穴があけられているのが、機能、デザイン両面でのアクセントだ。
ボタン数は11。すべてのボタンがソフトウェアから、機能を設定できる、プログラマブルタイプだ。このマウスで特徴的なのはZと書かれたサイドのボタンで、このボタンによって、登録した最大5つのマウス設定を切り替えることができるほか、レーザーセンサーの読み取り精度も変更できるという。
その読み取り解像度は最高で8200DPI。ソフトウェアからの変更も可能だが、800、1600、3200、5000、8200DPIが標準の設定だ。
本体色はダイアモンドブラック、アイアンホワイト、ミリタリーグリーン、ブレイジングレッドの4色。8月27日より、世界的に発売となった。価格は99USドルだ。