バング&オルフセンから新ブランドがデビュー
B&O PLAY│ビー アンド オー プレイ
バング&オルフセンから新ブランドがデビュー
第1弾はポータブルオーディオ「Beolit 12」
ハイクオリティなサウンドと洗練されたデザインで人気のバング&オルフセンから、ポータブル製品を中心に展開する新ブランド「B&O PLAY」が誕生し、第1弾となるポータブルオーディオ「Beolit 12」を発売。ドイツのデザインアワード、「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2012」を受賞するなど、発売直後から話題となっている。
Text by YANAKA Tomomi
高性能サウンドシステムをコンパクトサイズに集約
家全体のインテグレーションを担うのではなく、わかりやすくシンプルな操作と、単独での使用を目的にした製品をリリースするバング&オルフセンの新ブランド「B&O PLAY」。バング&オルフセンの魅力でもあるオーディオビジュアル技術やデザイン哲学は継承しつつも、価格が比較的リーズナブルに設定された、より気軽に音楽を楽しむためのブランドだ。
「B&O PLAY」のデビューを飾るアイテムとなった「Beolit 12」は、AppleのAirPlay技術に対応したコンパクトなポータブルオーディオ。無線ネットワークに接続してiPhoneやiPod、パソコンなどから音楽をワイヤレスで再生する。さらに充電式のバッテリーを内蔵しており、通常のサウンドレベルで最大8時間の連続再生も可能だ。
デザインは、デンマークを代表するデザイナー、セシリエ・マンツ氏が担当。1960年代を代表するバング&オルフセンのトランジスタラジオ「Beolit」へのトリビュートも込め、便利で堅牢、カジュアルというキーワードをもとに、すべての技術をコンパクトなサイズに集約して、上質なアルミニウムで覆った。電源コードなどのケーブル類はシステム内に収納可能で、イタリア製のフルグレインレザーのキャリーストラップが付属し、持ち運ぶことができる。
サウンドは、120ワットのデジタルクラスDパワーアンプシステムを2個の2インチスイーターと、1個の4インチウーファーに個別に搭載。室内を快適に満たすパワフルで精密なサウンドパフォーマンスを実現した。
カラーは、現在はダークグレーのみだが、4月1日にはイエロー、その後グレー、ブルーも展開される予定だという。
どこに置いても邪魔にならないシンプルなデザインとハイクオリティな音質が魅力の「Beolit 12」。寝室やリビングなどに持ち運ぶのはもちろん、暖かくなるこれからの季節はお花見やバーベキューなど、アウトドアでも大いに活用できる一台だ。
Beolit 12
サイズ│W23.0×H18.8×D13.3cm
重量│2.8キログラム
価格│7万3500円