TDK Life on Record|ハイスペックスピーカー「Boombox」
TDK Life on Record
音のよいスピーカーは“重い”
往年のスピーカーがアップデートして登場
1980年代に流行した大型ラジカセといえば、HIPHOPカルチャーのアイコン。そのオマージュともいえる形状をもちながら、最新のデジタルサウンド技術を取り入れたハイスペックスピーカー「Boombox」が誕生した。重厚なデザインと高級なフィニッシュ感、そして優れたサウンドパフォーマンス──圧倒的存在感を紹介しよう。
Text by OPENERS
ダイナミックさと繊細さを併せもつ迫力あるサウンドを実現
TDK Life on Recordブランド「Boombox」(Xa6803)は、迫力の2.1chを再現するハイスペックスピーカーユニットを採用。左右の同軸ドライブユニットには軽量、高弾性、高剛性のハイブリッドファイバーコーンと、エッジドライブ方式のテキスタイル・ドームスピーカーを組み合わせ、センターには深みとキレを併せもつハイエクスカーションサブウーファーを採用(いずれも6インチ/約15センチ径)している。
また現代のライフスタイルにも合わせ、iPod/iPhone のデジタル出力に対応し、アナログ入力よりも高音質なデジタル音源を楽しむことができる。くわえてギターなどの音響機器/楽器のアンプ入力にも対応し、iPod/iPhone やハードディスクなどの機器と同時に接続することで、お気に入りの曲を再生しながら、それに合わせて各種楽器とのコラボレーションを楽しむこともOK。サウンドミックス時の音響の比率調整も可能となっている。
さらに、イコライザー&ビジュアライザー機能、FM/AMラジオ、自動電源オフ、USBデジタル入力によるMP3やWMA形式音楽ファイルの再生など、この一台に多機能を搭載。AC電源だけでなく乾電池(単1電池×12本)にも対応し、自宅だけでなくあらゆる場所で、あたらしい音楽の楽しみ方ができる。
アナログ的なコンセプトを前提にしつつ、レトロとモダンを融合させたダイナミックなデザインに仕上げられた「Boombox」。フロントのなめらかなアクリル樹脂を囲うアルミダイキャスト製のフレーム、そしてハンドル部分には本革を贅たくに使用。削り出しの金属素材と化学素材、そして天然素材の組み合わせにより、これまでにない強烈な個性を発揮している。ずっしり重い音とほどよい重量感は、空間に映えることまちがいないだろう。