AR技術開発者の川田十夢さんを迎えて、6月26日(金)「THINK_53」開催|谷尻 誠
前人未到を現実にする発想のタネについてのトークをTHINK会場内に拡張
AR(拡張現実)技術開発者の川田十夢さんを迎えて「THINK_53」開催
さまざまなジャンルの第一線で活躍する著名人を迎えるトークプロジェクト「THINK」。THINK53回目のゲストは、AR三兄弟の長男、川田十夢さんにお越しいただきます。
Text by TANIJIRI Makoto(suppose design office)
川田十夢が語るAR(Augmented Reality)技術とは
現実と仮想世界をシームレスに溶け合わせて、付加価値を生み出すAR(拡張現実)技術。この開発者である川田さんは、ひとが知覚する現実をコンピューターに広げ、あたらしい価値観、ライフスタイルを生み出し、見るひとに驚きと面白さを与える仕掛けをつくっています。
川田さんが開発したAR(Augmented Reality)は、WEBカメラやスマートフォンで撮影した映像に、欲しい情報や関連する映像がリアルタイムに読み込まれ重層的に表示されるもので、バーチャルリアリティという画面上だけだったものを、画面の外側に拡張させていく技術です。
「感覚に嘘をつかないで生きなさい」と言われた天才
天才と言われる川田さんは、子どものころから、周りのひととモノの捉え方、考え方が違い、小学校の授業を先生から奪って、学校で教わる公式ではない別の方法を授業したり、東京都の学力テストでは1位になったこともあるそうです。そのとき、先生から言われた言葉は、「あなたはほかのひととは違うけど、感覚に嘘をつかないで生きなさい」
発想ばかりがさき走っていたという少年、川田さんが、大人になっても感覚に言い訳をしないで生み出してきたもの、前人未到を現実にする発想のタネについて、ユニークでワクワクするトークをTHINK会場内に拡張したいと思います。
皆さんにもぜひ、なかなか体感できないARをお楽しみいただけたらと思います。
THINK_53
日時|2015年6月26日(金)
開演|19:30~21:30(会場19:00)、アフターパーティ21:30~22:30
会場|広島県広島市中区舟入本町15-1
サポーズデザインオフィス 3階
料金|1000円(予約不要)
※先着座席100席、以降は立ち見
※トーク終了後、21:30〜はアフターパーティを開催。ゲストのエドツワキさんを交えてちょっとした懇親会を予定
Tel. 082-961-3000
E-mail|think@suppose.jp
※これまでのTHINKはこちらから
http://www.facebook.com/SupposeDesignOffice
川田十夢|KAWADA Tomu
AR三兄弟の長男、AR開発者
1976年熊本県生まれ。1999年メーカー系列会社に就職、面接時に書いた『未来の履歴書』の通り、同社Web周辺の全デザインとサーバー設計、全世界で機能する部品発注システム、ミシンとネットをつなぐ特許技術発案などを、ひと通り実現。2009年独立。2010年『AR三兄弟の企画書』を上梓。2013年には『情熱大陸』に出演。編集者・佐渡島庸平氏と発明マネジメント会社トルクを設立。2014年にJ-WAVEでレギュラー番組『THE HANGOUT』がスタート。2015年には作・演出・開発を務めた舞台『パターン』を、フジテレビで番組化、NHK『課外授業 ようこそ先輩』に出演するなど、活躍の舞台も拡張している。
トルク with AR三兄弟
http://ar3.jp/