Design
2015年3月17日
PRODUCTS｜「Kengo kuma ＋ MA,YU」がジュエリーコレクションを発表
名作建築を身につけるよろこび
「Kengo kuma ＋ MA,YU」がジュエリーコレクションを発表
サントリー美術館、根津美術館を手がけるなど日本を代表する建築家・隈研吾氏。
「身体」の視点でトータルなデザイン／プロデュース活動をする大村真有美氏。
このふたりによるデザインユニットが「Kengo kuma ＋ MA,YU」だ。この注目のユニットが「隈研吾建築」をモチーフに、新たにジュエリーコレクションを発表。9月22日までの期間限定で伊勢丹新宿本店1階にて販売中だ。
Text by OPENERS CASA
「建築に取り込まれる光と影を表現」したジュエリーが発売
壮大なスケールの建築、コンパクトでミニマルなジュエリー。スケール感はちがえど「身体」に繋がる部分ではおなじ。
ふたつの美意識が見事に融合した今回のコレクションは、隈研吾が手がけた5つの建築がモチーフとなっている。
隈建築のテクスチャー、パース、デザインといった一部分を切り取り、再構築することでジュエリーに昇華。製造販売は高い技術で多くの人びとを魅了している「ヴァンドーム青山」が担当した。
「Kengo kuma ＋ MA,YU」ジュエリーコレクション「Chokkura」
栃木県高根沢駅前「ちょっ蔵広場」
「建築に取り込まれる光と影をジュエリーに落とし込むのが難点でしたが、職人さんの技術力が見事に表現してくれました。女性のみならず、男性にも身につけていただきたいです」（大村真有美氏）。
建築を身につけるという新しい試みとそれぞれの造形美は、多くの人びとを魅了するにちがいない。
ヴァンドームヤマダ
http://www.vendome.jp/