ランボルギーニ、新型コロナウイルス蔓延を受け人工呼吸器メーカーの製造を支援|Lamborghini
CAR / NEWS
2020年4月21日

ランボルギーニ、新型コロナウイルス蔓延を受け人工呼吸器メーカーの製造を支援|Lamborghini

Lamborghini|ランボルギーニ

新型コロナウイルス蔓延を受け人工呼吸器メーカーの製造を支援

ランボルギーニは、新型コロナウイルス感染拡大が続くなか、呼吸シミュレーターの共同開発と製造のため、イタリアの人工呼吸器トップメーカー、シアレ・エンジニアリング・インターナショナルグループに対し、研究開発部門が支援を行うことを発表した。

Text by YANAKA Tomomi

衣料用フェイスシールドの生産も続行

新型コロナウイルスの感染が拡大し、多くの犠牲者が出たイタリア。ランボルギーニでは、これまでにもマスクやフェイスシールドの生産を行ってきたが、新たな支援を発表した。
今回支援を受けて生産される呼吸シミュレーターとは、人工呼吸器を認定検査機器で最終検査をする前段階で、性能の初期評価をするために使用されるもの。ランボルギーニでは、3Dプリンティングラボでシミュレーターの設計、製造、検証を2週間で完了させ、構成部品の最適化をすることで週に18台のシミュレーターの生産を可能にし、人工呼吸器の増産につなげるという。
また、これと並行して別の3Dプリンターを使用し、0.08mmの精度で印刷を可能にするMJFテクノロジーを活用したポリカーボネート製医療用フェイスシールドの生産も続けている。
ランボルギーニでは、エミリア=ロマーニャ州に拠点を置き、異なる分野で製品を生み出す2社のコラボレーションは、新型コロナウイルスに対して“力を合わせて闘うイタリア企業の責任感と団結の象徴”としている。
問い合わせ先

ランボルギーニ
公式サイト
https://www.lamborghini.com/jp-en
公式facebook
https://www.facebook.com/LamborghiniJapan

                      
Photo Gallery