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2021年8月4日
トヨタ、新型ランドクルーザー300シリーズを発売|TOYOTA
機能性を重視したエクステリアとインテリア
エクステリアでは、ホイールベースをはじめとするボディサイズ、対地障害角(アプローチアングル32°、デパーチャーアングル26°、ランプブレークアングル25°)を従来型から変えず、オフロード走破性にもつながる扱いやすさを継承。歴代ランドクルーザー(ステーションワゴン型)のヘリテージを追求し、キャビンを後ろ寄りに配置するキャビンバックワードプロポーションとした。
また、ラジエーターグリルをヘッドランプとともに高い位置に配置。前後バンパーの下部も障害物をいなすような造形とするなど、オフロード走行時の機能性を重視したデザインとした。エンジンフードには大きな凹みを設け、衝突安全性能と前方視界の両立を図っている。
インテリアでは、フロント着座位置を後方に移動しつつ、セカンド・サードシート構造・配置を見直し、居住性・荷室容量の向上と衝突安全性能を両立させた。サードシートを電動のフロア格納式とすることで、荷物もより積みやすくっている。ちなみにガソリンエンジン搭載車は7人乗り3列シート(GXグレードは2列)、ディーゼルエンジン搭載車は5人乗り2列シートとなる。
インストルメントパネル上部は水平基調で、過酷な路面状況下でも車両状況が把握しやすいよう、スピード・エンジン回転・燃料・水温・油圧・電圧が直感的に視認できる、6針式のメーターを採用。ドライブモードセレクト、マルチテレインセレクト、ダウンヒルアシストコントロール、クロールコントロールのモードセレクトを一つのダイヤルに統合し、モニターを見ながら操作できる最適な位置に配置した。
そのほかの各種スイッチ類は、走行・駆動系、オーディオ系、空調系など機能ごとに集約して配置。悪路走行時でも直感的な操作ができるようにレイアウトしている。また、最新世代のランドクルーザーにふさわしい、安心・安全装備として、トヨタ初の指紋認証スタートスイッチを採用した。