ポルシェ初のフルEVスポーツカーが中国でデモランを実施｜Porsche

ポルシェ初のフルEVスポーツカーが中国でデモランを実施

ポルシェは、9月にワールドプレミアされる予定の新型EVスポーツカー「タイカン」プロトタイプのデモンストレーション走行イベントを中国・上海で実施。今後、英国と米国でも実施する。

Text by YANAKA Tomomi

0-100km/h加速3.5秒以内を記録するポルシェ初のフルEVスポーツカー

ポルシェ初のフルEVスポーツカー「タイカン」が今年9月のワールドプレミアを前に「ポルシェトリプルデモラン」と題したデモンストレーション走行イベントを中国、英国、米国の3カ国で実施する。

そのキックオフとなったのが中国・上海にあるポルシェエクスペリエンスセンター（PEC）上海のハンドリングコースにおける公式デモラップ。ルーフに中国をイメージした龍が描かれたタイカンにポルシェカレラカップアジアのドライバーであるリー・チャオが乗り込んだ。

タイカンの最高速度は250km/hを超え、0-100km/h加速は3.5秒以内をマークし、12秒以内に200km/hに到達するという。今年9月のワールドプレミア前に計600万kmにも及ぶテスト走行をあらゆる気候条件下で行うといい、バッテリーの充電や極端な条件下でのドライブトレインと車内の温度制御などのテストも追加されるとのことだ。

上海のほかにも7月4日から7日に英国で開かれるグッドウッドフェスティバルオブスピードのヒルクライムレースや、ニューヨークで7月13日、14日に行われるABB FIAフォーミュラE選手権のシーズン最終戦でも有名ドライバーたちによりドライブされる。

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