BMWがX3史上初のPHVモデルを発売｜BMW

BMW X3 xDrive30e｜ビー･エム･ダブリュー X3 xDrive30e

BMWがX3史上初のPHVモデルを発売

ビー･エム･ダブリューは4月9日（木）、ミドルクラスSUV「X3」のラインアップに、同モデル史上初となるPHV（プラグインハイブリッド）モデル「BMW X3 xDrive30e（エックスドライブ･サンマル･イー）」を追加し、同日から販売を開始したと発表した。

Text by HARA Akira

電気モーターのみで最高速度140km/h、一充電あたり44kmの航続距離を実現

BMWでは、X3にPHVモデルを導入したことにより、アウトドアでの環境への配慮はもちろん、都心でも電気のみで環境に優しく経済的に走ることで、実用性と環境性能を両立できると謳う。

パワートレーンは、最高出力184ps（135kW）/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,350〜4,000rpmを発生する2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンと、最高出力109ps（80kW）/3,140rpm、最大トルク265Nm/1,500rpmのモーターの組み合わせで、システムトータルで最高出力292ps（215kW）を達成するという。

電気モーターのみでは最高速度140km/h、一充電あたり44kmの航続距離を実現するほか、容量34Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、0%〜80%まで約3.5時間、100%まで4.3時間で充電が可能だ。

走行モードはセンターコンソールの「eDrive」ボタンで切り替えることができ、純粋な電気走行の「MAX eDrive」、走行状況に応じて電気走行とエンジン走行の間で最適な駆動方式を選択する「AUTO eDrive」、ドライバーが任意に設定した充電量に達するまでエンジンで走行する「Battery Control」が選択可能となっている。