アウディe-tronシリーズにハイパフォーマンスグレードのSモデル登場|Audi
CAR / NEWS
2022年3月25日

アウディe-tronシリーズにハイパフォーマンスグレードのSモデル登場|Audi

Audi e-tron S |アウディイートロン S
Audi e-tron S Sportback|アウディイートロン S スポーツバック

アウディe-tronシリーズにハイパフォーマンスグレードのSモデル登場

アウディ ジャパンは3月22日、BEVの「e-tron」「e-tronスポーツバック」シリーズに、初のハイパフォーマンスグレードとなるSモデルの「e-tron S」「e-tron S スポーツバック」を追加導入し、4月初旬以降に発売すると発表した。

Text by HARA Akira

フロントに1基、リアに2基の計3基の駆動用モーターを搭載

新型e-tron S / e-tron S スポーツバックのバッテリー総容量は95kWhで、ベースモデルが前後各1基のモーターを搭載するのに対して、フロントに150kWのモーターを1基、リアに132kWのモーターを2基の計3基の駆動用モーターを搭載し、システム最高出力370kW、最大トルク973Nmを発生。ブーストモードでは0-100km/h加速4.5秒という圧倒的な動力性能を発揮しながら、後続距離415km(WLTCモード)を実現したモデルになっている。
Sモデルの技術的なハイライトは、電動トルクベクタリング機構を持つクワトロシステムを搭載した点だ。通常走行時は、効率を高めるためリアモーター2基で駆動。ドライバーがより多くのパワーを求めたときや、天候や路面状況に応じて、フロントモーターが作動して四輪駆動となる。リアの2基のモーターは、左右独立してホイールに駆動力を伝達することが可能で、従来のリアスポーツディファレンシャルの機能を果たし、より俊敏で自然なハンドリング特性を実現するとともに旋回性能を向上させている。
エクステリアでは、S専用デザインの前後バンパー、アルミニウムルックのエクステリアミラーハウジング、リアのスポイラーリップや幅広のディフューザーインサート、20インチのアルミホイールを装備。ボディサイドにはセレナイトシルバーのパネルを配したほか、ベースモデルに比べて左右それぞれ2.3cmずつ張り出したホイールアーチがSモデルの力強いイメージを表現している。またホイールアーチに刻まれたスリットと独自のシングルフレームグリルが空力性能への影響を最小限に抑制。Cd値はベースモデルと同等の SUVタイプが0.28、スポーツバックは0.26となっている。
また、100万個のデジタルマイクロミラーを5000分の1 秒単位で制御して高精細な光を路面に照射することが可能な「デジタルマトリクスLEDヘッドライト」を初めてオプション採用。自らの走行レーンを明るく照らす「レーンライト」や、車線内の自車位置を示す「オリエンテーションライト」によって安全に車線内に留まることをサポートするとともに、カミングホーム/リービンクホーム機能使用時には、シグネチャーライトに加え、車両前方の壁や路面に5種類のアニメーションを投影することが可能となっている。
価格はe-tronSが1,398万円、e-tron Sスポーツバックが1,437万円となっている。
問い合わせ先

アウディ コミュニケーションセンター
Tel.0120-598-106
https://www.audi.co.jp/

                      
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