熟練の職人によるフルカスタムオーダーが施された内外装

ダイムラーとルノーのパートナーシップにより、次期モデルのベースがルノーの新型「トゥインゴ」と共通になることが決定している「スマート フォーツー」。3月に開催されたジュネーブモーターショーで、3代目トゥインゴがひと足先に発表されたのも記憶にあたらしい。

しかしながら、都市型マイクロコンパクトカーの先駆者である初代のスタイルを引き継いだ2代目の現行モデルも、オリジナリティあふれるスタイルと軽さを生かした走りなど、いまだその存在感は健在だ。

その、現行スマートでは最終となるブラバスチューニングモデル「スマート フォーツー クーペ ブラバス エクスクルーシブ エディション ミッドナイト ブルー」と「スマート フォーツー カブリオ ブラバス エクスクルーシブ エディション ミッドナイト ブルー」が登場した。

パワートレーンは、1リッター3気筒DOHCターボエンジンを搭載。エントリーモデル「スマート フォーツーmhd」にくらべ44パーセント出力アップした最高出力75kW（102ps）/6,000rpm、最大トルク147Nm（15.0kgm）/2,500-3,600rpmを発揮する。

また出力向上にあわせてクラッチ容量の拡大など強化を図ったトランスミッションは1-4速のシフトスピードをおよそ20パーセントも短縮し、よりダイレクトでスピーディーなシフトチェンジが可能となったという。

内外装では、熟練の職人がひとつひとつ丹念に仕上げるフルカスタムオーダープログラム「スマート ブラバス テイラーメード」による特別装備を採用。エクステリアには、専用フロントスポイラーやサイドとリアのスカート、ツインスポークアルミホイールなど特別なデザインによるアグレッシブなスタイリングにくわえ、今回のためだけのボディカラー「ミッドナイトブルー」で染められた。

いっぽうインテリアではシートやダッシュボード、ドアトリムに日本限定仕様となるサハラベージュ レザーを起用。レザー部分にはボディと同色のミッドナイトブルーのダブルステッチが施されるとともに、おなじくミッドナイトブルーのアクセントパーツが随所にちりばめられた。さらにパドルシフト付きの小径ステアリングや、アルミと本革素材のシフトノブなど、ブラバス専用のスポーティな装備で彩られている。

販売台数と価格は、クーペが限定100台で299万円9,000円、カブリオが限定50台で325万円だ。

smart fortwo coupe BRABUS Xclusive edition mdnaight blue
スマート フォーツー クーペ ブラバス エクスクルーシブ エディション ミッドナイト ブルー
smart fortwo cabrio BRABUS Xclusive edition mdnaight blue
スマート フォーツー カブリオ ブラバス エクスクルーシブ エディション ミッドナイト ブルー
ボディサイズ│全長 2,750 × 全幅 1,580 × 全高 1,530 mm
ホイールベース│1,865 mm
最小回転半径│4.2 m
トレッド前/後│1,270 / 1,365 mm
最低地上高│120 mm
車両重量│860 kg（クーペ）　　　880 kg（カブリオ）
エンジン│999cc 直列3気筒 DOHC インタークーラー付ターボ
最高出力│75 kW（102 ps）/6,000 rpm
最大トルク│147 Nm（15.0 kgm）/2,500-3,600 rpm
トランスミッション│電子制御5段オートマチック（マニュアルモード切替式）
ブレーキ 前/後│ディスク / ドラム
タイヤサイズ 前/後│175/50R16 ／ 225/35/R17
燃費（JC08モード）│18.6km/ℓ（クーペ）、18.8km/ℓ（カブリオ）
ステアリング│右
販売台数│クーペ100台、カブリオ50台
価格│299万9,000円（クーペ）、325万円（カブリオ）

smart call（スマートコール）
0120-656-256