燃費わずか6.8ℓ/100km、CO2排出量159g/kmを記録

2011年3月に開催されたジュネーブモーターショーでワールドプレミアとなったポルシェ第2のハイブリッドモデル「パナメーラ S ハイブリッド」が、はやくも日本に導入されることが決定した。

ハイブリッドシステムには、カイエン S ハイブリッドと共通のドライブユニットが採用される。スーパーチャージャーを備える3.0リッターV型6気筒エンジンを積み、最高出力245kW（333hp）を発生し、34kW（47hp）の電気モーターによってアシストされる。システムトータルでの最高出力は279kW（380hp）を実現している。トランスミッションは、カイエンの各モデルに標準装備されている8段ティプトロニックSだ。

加速性能にかんしては、0-100kmを6.0秒で駆け抜け、最高速度は270km/hを記録する。

ハイブリッドとして、当然気になるのが環境性能であろう。現在、オプションで設定されているパナメーラ専用の19インチホイールを装着した場合の数値のみが公表されており、欧州NEDC複合サイクルモードによる計測で、燃費はわずか6.8ℓ/100km（41.5mpg）で、CO2排出量は159g/kmを記録している。ちなみにカイエン S ハイブリッドは、燃費8.2ℓ/100km（34.4mpg）、CO2排出量193g/kmである。

パナメーラ S ハイブリッドは、6月1日より全国のポルシェ正規販売店にて予約受付を開始する。ハンドルは左右ともに用意され、価格は1483万円となっている。

Porsche Panamera S Hybrid｜ポルシェ パナメーラ S ハイブリッド
ボディサイズ｜全長4,970×全幅1,931×全高1,418mm
ホイールベース｜2,920mm
エンジン｜3.0リッターV型6気筒エンジンスーパーチャージャーつき
最高出力（エンジン）｜245kW（380hp）/5,500–6,500rpm
最大トルク（エンジン）｜440Nm/3,000–5,250rpm
最高出力（モーター）｜34kW (47hp)/1,150rpm
最大トルク（モーター）｜300Nm/1,150rpm
トランスミッション｜8段ティプトロニックS
NEDC 燃費｜6.8ℓ/100km（41.5mpg）
NECC CO2排出量｜159g/km
駆動方式｜後輪駆動
価格｜1483万円

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