村上 淳が着こなす、最新のマスタング|Ford Mustang
Ford Mustang|フォード マスタング
村上 淳と九島辰也が語る、あたらしいマスタングの魅力
この春、日本に導入される「マスタング 50 YEARS EDITION」は、アメ車ファンのみならず、ライフスタイルにこだわりをもつ大人の興味を刺激する、モダナイズされたデザインが魅力。トレンドに流されず、ブランドのヘリテイジを貫いたデザインは、誰に媚びることなく、理屈抜きに“らしさ”が漂う。その魅力を俳優の村上 淳とカメラマン 鏑木 穣が描くフォトストーリー、そしてモータージャーナリストの九島辰也による対談でお届けする。
Photographs by KABURAGI Minoru(SIGNO)Hair&make up by TAKAKUSAGI Go(VANITES)Text by ITO Yuji(OPENERS)
大人の男だからこそ“飾らない”
今回の撮影にあたり、マスタングに合わせたスタイリングではなく、自分らしさを考えたという村上 淳。気負わず、格好つけず、いつも通りのコーディネートで登場した彼と、マスタング 50 YEARS EDITIONによるフォトストーリーがはじまる。
マスタングで走る、東京の街
実際に東京の街を走らせて、村上 淳が感じたのは、個性的なデザインという一面をもちながらも、走りやすく進化したフィーリング。その扱いやすい特性ゆえに「自分の未知なる魅力を引き出してくれるマスタングは、大人の女性にこそ、普段着でサラリと乗ってほしい」という。
村上 淳×九島辰也による、マスタング対談
俳優としての直感力や感性からひもとく村上 淳の視点とアメ車に精通した九島辰也が見る、マスタングの魅力とは? ふたりが語る、クルマとのつきあい方、そしてエコよりも格好良さを追求したほうがいい理由が、ここで解き明かされる。
フォードお客様相談室
0120-125-175
http://www.ford.co.jp/cars/new-mustang
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村上 淳と九島辰也が語る、あたらしいマスタングの魅力(2)
ふたつのシーンを通じて「マスタング 50 YEARS EDITION」の魅力を体感した村上 淳とすでに試乗済みの九島辰也が、マスタングのイメージ、未来、ライフスタイルにおけるマスタングの価値を語る。そこには、クルマがあることで得られる楽しさ、そしていまの時代にふさわしい格好良さへの答えがあった。
マスタングはイカツイのか、格好いいのか?
九島辰也(以下九島) まず、マスタングのイメージについて聞かせてください。
村上 淳(以下村上) とにかくイカツイ、アメ車ですかね、やっぱり。
九島 確かに、イメージはバリバリのアメ車ですよね。ちなみにぼくも、マスタング持っているんです(携帯をみせて)。格好良いでしょう? 82年のクルマです。この頃のマスタングは、大人な感じで気に入っているんです。
村上 格好いいですね〜。やっぱりマスタングは“イカツイ”よりも格好良いイメージなんですかね?
九島 フィーリングもいいですよ。300馬力くらいで、乗っていてとても楽しい。
村上 いまのV8とおなじくらいのパワーがあるんですか?
九島 V8は400馬力あるから、V6くらいかな。ところで、今日乗ったあたらしいマスタングのデザインはどうおもいます?
村上 単純に格好いいですよね。以前のぽってりとしたイメージではなく、スタイリッシュな魅力があるとおもいます。しかも、運転がしやすい!
九島 そうなんですよね。外側のちょいといかつい格好良さとはうってかわって、運転していると静かで快適なドライブを楽しむことができるんですよ。
村上 さきほど、運転しましたが、すごく快適でした。きっと女性も運転しやすいとおもう。リッチな男性はぜひ、女性にマスタングをプレゼントしてあげて欲しいですね〜(笑)。
クルマをひとりで乗るからこそ、得られるメリットもある
九島 普段はクルマに乗られるんですか?
村上 乗りますよ。撮影時は事務所がクルマを出してくれるんですけれど、(自身では)映画館や演劇を観にいくときに乗りますね。
九島 クルマはひとりで乗っていても楽しいですよね。
村上 そう、ひとりで乗るから楽しい。また、役者として、何かに行きづまったときに、なにも考えずドライブをしていると、リフレッシュして物事が良い方向に進むんですよ。
九島 そういう話、よく聞きますが実際にあるんですね。
村上 ありますよ。やはり役者にはクルマが必要なんですよ。
九島 村上さん自身のクルマ選びの基準はなんですか?
村上 やはり、金銭面をいちばんに考えますね。ぼくは世間のイメージとちがって、そんなにヤンチャなクルマに乗ってない(笑)。国産車やフランス車とか、意外と落ち着いたクルマに乗ってきた。でも、41歳になって、役者ってあらためておもしろいと感じているんですよ。
周りでは最近、35歳になったある役者仲間がいて「そろそろ俺もクルマ買おうかな」って言うんです。でも「俺、クルマに興味ないから、ハイブリッドのエコカーでいいや」と。もちろん、環境にやさしいクルマは素晴らしいですが、役者仲間みんなが反対したんです。「役者って、表舞台にたつ職種だよ。夢をもたしてなんぼでしょ」というように。結果、彼には英国車を買わせました(笑)。
九島 買わせたんですね(笑)。これまでいろいろなクルマに出あって、なにか考え方に変化はありましたか?
村上 基本、変わってないですね。
九島 内装にはこだわりますか?
村上 こだわらないです。けれど、時計やカメラとおなじようにクルマの内装とデザインは、その時代の空気感、流行感がでていておもしろいなぁ、なんておもいます。もちろん、クルマに付属するナビゲーションとかも時代がデザインに反映されていて興味深い。
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村上 淳と九島辰也が語る、あたらしいマスタングの魅力(3)
映画とマスタングに見る、アメリカの法則
九島 村上さんの“エンゲル係数”が高いのは、やっぱりファッション?
村上 いや、いまはちがいますね。映画や演劇に費やすお金の方が大きいです。4、5年前はカメラにハマっていましたが、いま夢中なものはあまりないかな。やっぱり映画や演劇ですかね。
九島 映画ではマスタングがよく登場しますよね。アメリカ映画では、ヒーローはマスタング、悪者は他メーカー、という法則があるんですよ。特にヨーロッパのほうでは、アメ車に憧れる傾向があるのかもしれない。
村上 クルマ業界のなかで、この映画のこのクルマが凄い、みたいなのってあるんですか? 『ワイルドスピード』とか?
九島 『ワイルドスピード』も良いですが、クルマをメインにした映画は何だか曲芸チックに見えて、個人的には「なんだかな〜」っておもったりします。むしろ、『ボーンアイデンティ』とか、クルマがメインじゃないアクション映画とかで、サラリと出てくるほうが気になりますね。
村上 そうですよね。アメリカの映画は、クルマひとつで、その人のキャラクターを演出するうまさがある。
九島 そうそう、『ビバリーヒルズ白書』なんて、まさにその例。主人公のブラントンはマスタング、脇役はラングラーなんていう、さり気ない演出が素敵なんですよ。ただ単純に格好良く見せるのではなく、ライフスタイルをクルマで演出しているのが主人公の魅力につながっている。
村上 日本の映画はそこが下手なのかな?
九島 映画『相棒』にでてくる「フィガロ」は上手に演出できていましたよね。
村上 クルマってイヤリングみたいに毎日取り替えられるのものではないからこそ、その人自身のライフスタイルが見えるんだとおもう。だから、おもしろいし、自然とこだわってしまうのかも。ところで、いまの時代、若者のクルマ離れは顕著なんですか?
九島 そうですね。日本だけではなく、世界中でそういう状況が起きている。
村上 アメリカの田舎やLAでクルマが不可欠の人もそうですか?
九島 そうなんです、自分の欲しいクルマがないんですね、乗ることができればどれでも良いんですよ。でも、それはぼくらの責任でもある。若者が見て直感的に「あのクルマに乗っているオヤジが格好いい!」とおもわせなければならない。だから、がんばらなきゃ。
村上 ぜひ、がんばってほしいです。
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村上 淳と九島辰也が語る、あたらしいマスタングの魅力(4)
いつもの自分で乗ることが、格好いいマスタングのこなし方
九島 村上さんは、クルマになにを求めますか?
村上 時流でいえば、エコとかありますが、やはり格好良さ。アメ車好きな人ってそうだとおもうんですよ。やはり見た目にこだわらないと。
九島 その点、マスタングは見た目というかデザイン、そこが優れているんです。その理由はなぜかわかりますか?
村上 う〜ん、良いデザイナーがいるから?
九島 そう。しかも、歴史がある。50年も継続した歴史があるから、過去に成功したデザインを元に、いまなにが格好いいのかを考えたうえで、デザインできる。
村上 ということは良いデザイナーの取りあいですね。韓国のメーカーがドイツ車のデザイナーをヘッドハンティングした、なんて噂も聞いたことがあります。
九島 歴史のあるクルマメーカーで働いていた人は、過去の良いものを知っているから、おもしろい発想でクルマをデザインできる。偶然にも、マスタングは50周年! ぼくと同級生です。マスタングは1964年の4月生まれ、ぼくは1月生まれ。そんな縁もあって、ずっと気になる存在だったんですよ。
村上 人とおなじように歴史があるんですね。
九島 例えばね、目なんかそうですよ。クルマの目、つまりヘッドライトは、空気抵抗とかを考えれば、どのクルマも似たようなデザインになる。でも、マスタングは歴史があって、トレンドをあえて無視する力と技術をもっている。だから、独特な目、デザインになるんですね。それがまた独自の格好良さにつながっている、という。このあたらしいマスタングは、どんな人にふさわしいとおもいますか?
村上 やはり女性ですね。男性に買ってもらった、という想定で乗ってほしい。小型車は運転しやすいですけれど、最終的には楽しんで運転できることが大事だとおもう。そういうクルマの楽しみ方を知っている女性は格好いいとおもうし、運転が下手でもいいんです、マスタングにさえ乗っていれば。無理にクルマに合わせてお洒落するより、サラリといつも通りの格好で楽しめばいい。それが魅力的に映るんですよ。
九島 今日のクルマのように、色は白が好きですか?
村上 やはり白。男女で楽しめる色ですからね、オールマイティーだとおもう。オレンジも良いですけどね。目立つし、格好良いから。あと、マスタングの良さは、こだわりと時代感にある。各ブランドそれぞれに個性があるように、クルマ業界を引っ張っていける力があるとおもう。
だから、マスタングには若者を引っ張っていく力があるはず。エコカーも良いけど、やっぱりガソリン車が楽しいし純粋に格好いい。そもそも、エコばかり気にしていたら楽しめないし、とにかくマスタングは気負わずに乗ってほしい。
九島 今日は村上さんに、マスタングをイメージしてスタイリングを組んでほしいとお願いしたんですが、どういうイメージでそのコーディネートになったんですか?
村上 なにも考えていませんよ。自分の日常着でいつもの自分でいる。Tシャツでもスーツでもなんでもいいんですよ、“自分らしさ”が出れば。それで、サラリといいクルマに乗っていれば格好良いとおもう。だから、女性が普段着でマスタングに乗っているだけで、グッときます。だってクルマが理屈抜きで格好いいんだから!
村上 淳|MURAKAMI Jun
1973年、7月23日大阪府生まれ。ファッション誌のモデルとして活躍。’93年『ぶるぶる 天使的休日』で映画初出演。『ナビィの恋』(’99年)『新・仁義なき戦い』『不貞の季節』(ともに’00)の3作で一躍注目を集め、ヨコハマ映画祭助演男優賞を受賞。最近の出演作に『軽蔑』『ヒミズ』(ともに’11)や『莫逆家族 バクギャクファミーリア』『赤い季節』『かぞくのくに』『希望の国』(すべて’12)、『100回泣くこと』『モンスター』『戦争と一人の女』(すべて’13)『水の声を聞く』『オー!ファーザー』『2つ目の窓』(すべて’14)など数多くの作品に出演。本年は『さよなら歌舞伎町』が公開。2月末には『さいはてにて』、5月末には『新宿スワン』の公開が控えている。
Ford Mustang 50 Years Edition|フォード マスタング 50 Years Edition
ボディサイズ|全長 4,790 × 全幅 1,920 × 全高 1,380 mm
ホイールベース|2,720 mm
トレッド 前/後|1,580 / 1,645 mm
重量|1,660 kg
エンジン|直列4気筒直噴ターボ
総排気量|2,260 cc
ボア×ストローク|87.5 × 94.0 mm
最高出力|231kW(314 ps)/ 5,500 rpm
最大トルク|434Nm(44.3 kgm)/ 3,000 rpm
トランスミッション|6段AT
駆動方式|FR
サスペンション 前/後|マクファーソンストラット/マルチリンク
ブレーキ 前/後|ベンチレーティッドディスク
価格|465万円(2015年4月より販売開始)
フォードお客様相談室
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