Lamborghini GIRO JAPAN 2019リポート|Lamborghini
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2019年8月8日

Lamborghini GIRO JAPAN 2019リポート|Lamborghini

開会式には釧路市長が臨席

四国・道後温泉のイベントはツーリング型だった。対象は、顧客限定。大阪の港に自分のクルマで集合し、瀬戸大橋のたもとで記念撮影したり、楽焼を教わったりしながら道後温泉へ。メルボルンのイベントとは違って、ノンビリとした雰囲気のものだった。
今回のJIRO JAPAN 2019は、道後温泉に続く日本国内2回目のツーリングイベント。阿寒湖畔のホテルを拠点に6月7日から9日までの2泊3日の行程で開催された。
顧客限定のイベントで、参加台数は27台。参加費は一名50万円、2名で65万円。参加者は日本全国からで、あらかじめ陸送業者に自らのランボルギーニを運ばせ、自らは北海道まで飛行機でやって来ていた。
参加しているクルマは、アヴェンタドール系とウラカン/ガヤルド系が半々ずつ。
初日は釧路から阿寒湖へのドライブ。広場で行われた開会式には、なんと釧路市長までが臨席。旅の安全を祝ってくれた。
しばらくは釧路近郊の市街地を走ったが、主催者側のクルマも併せて30台以上のランボルギーニが連なって走る様子は壮観らしく、オフィスや店舗、住宅などから見物人がスマートフォンを手にして表に出てくる。
休憩を取るために寄った道の駅などでもそれは変わらない。そして、見物している人たちの表情がみんな朗らかだ。笑顔とはまた違って、あまりにも日常から離れたようなクルマがたくさん集結していることの非日常感が気持ちを高揚させているのだろう。
阿寒湖のホテルでのディナーは、特設の大きなテント。テントでも、食事はフルコース。北海道の素材を用いたイタリアン。ソムリエも控えており、逸品のワインや日本酒、各種アルコールが振る舞われた。アイヌの伝統舞踊も披露された。
2日目は最も距離を走った。摩周湖、標津、知床、清里と回って阿寒湖に戻って来た。知床峠では空いた峠道を思う存分に走り、ランチの後のウトロ港からは知床半島沿いのクルージングも楽しんだ。鮭博物館の見学など、距離も走ったが、北海道ならではのアトラクションなども楽しむことができた。
神奈川県の藤沢からアヴェンタドールSで参加した夫妻は、クルマで走るだけでないところが楽しいと言っていた。
「自分たちでも来ることはできるが、こうやって提案してもらえると喜びが増します」
阿寒湖に戻り、今晩のディナーは和食。カニやエビ、ホタテなどの北海道の新鮮なシーフードがたっぷりと供された。
最終日は網走方面を回って女満別空港で閉会式。この日も、あちこち回った。PR会社の準備が入念なのだろう。訪れる先々で沿道の人々が小さなランボルギーニの旗を振って出迎えてくれる。もちろん、迎えられるこちらはうれしくなる。手を振ってそれに応え、駐車してからは会話の輪が広がっていく。
「同じランボルギーニのオーナー同志、このイベントで知り合っていろいろと話ができるのが楽しいです。地元の人と交流できるのも、自分たちだけだったらできないので参加してよかったです」(ウラカンで東京から参加した夫妻)
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