連載・藤原美智子 2016年4月|UVケアは新世代へ
連載・藤原美智子 2016年4月|UVケアは新世代へ
進化型UVケアを使い分けて、完璧なプロテクト&美肌を
4月になった途端、良いお天気の日には「痛い!」と思うほど太陽光を強く感じるようになったのは私だけでしょうか。予想を上回るほどのスピーゾでオゾン層の破壊が進んでいることがわかっている現在、それもあながち感覚的なことだけではないはず。こうした自然現象の変化に合わせて、また太陽光の様々な肌への影響が明らかになってきている今、UVケアも様々なタイプのものが発売されるようになってきました。
Photographs&Text by FUJIWARA Michiko
「ランコム」でブルーライトもブロック!
ランコムは可視光線の中でもブルーライトが肌細胞を変色させる原因となることを発見。紫外線やロングUVAはもちろんのこと、ブルーライトからも肌を完璧にプロテクトする「ランコム UVエクスペール XL CCC SPF50/PA++++」が2月に発売されました。
さらに大気汚染物質を強力にブロックしたり、酸化ストレスも軽減したりする最新の技術が搭載。仕上がりもシミやくすみ、色ムラを綺麗にカバーするという画期的な商品です。この最先端のテクノロジー満載の商品が新しいUV商品のスタンダードになっていく予感がします。
それにしてもブルーライトはパソコンやスマートフォン、照明にも使われている光。つまり私たちの肌細胞は一日中、変色の危機に合っているということですよね。そう思うと、1日中塗って予防していたくなる!
サンカットとスキンケア効果の高い「オーガニックファーマシー」
さて、こうした最先端で肌を守る商品が注目される一方で、ノンケミカルで肌への負担が少なく安全で使い心地の良いものを重視している人も増えています。
3月に発売されたロンドンのハイエンドオーガニックコスメブランド、「オーガニックファーマシー」の「Cel プロテク サンクリームSPF30/SP50」は進化型オーガニックUV。高いサンカット力で肌を守りながらダメージを修復して、シミやシワ、たるみにもアプローチするという高機能のサンスクリーンです。
また100%ナチュラルであり、紫外線吸収剤不使用で肌に負担をかけずに石鹸で落とせること。活性酸素を抑えるシアバターが高配合されていること。みずみずしく保湿クリームのような付け心地もライトな感触を求めている人にピッタリではないかしら。ディリー使いにはライトな使い心地のSPF30を、アウトドアには持続力の高いSPF50と使い分けてみて。
気軽に「ETVOS」でサンカット!
「肌に負担をかけずに、気軽に日焼け防止をしたい」という日に便利なのはパクトタイプのもの。「ETVOS ミネラルUVパクトSPF50 PA++++」(2016年限定モデル)はミネラルと美容成分からできている肌にやさしい日焼け止めフェイスパウダーのプレストタイプ。
ノンケミカル処方で毛穴もふさがないので石けんで簡単に落とせるのも嬉しいし、メイクの上から何度もサッサッと簡単に塗り直せて日焼け予防できるのもいい。それにロングUVAを70%以上カットできるだけでなく、ブルーライトを65%以上カットできるのでPCやスマートフォンのブルーライト対策としても。
仕上がりは自然なツルン&フワンとしたセミマット肌に。植物由来の原料とヒト型セラミドが5種類配合されているので乾燥から肌を守ってくれるというのも嬉しい。休日や持ち歩き用として一つあると便利。
こんな風に様々に進化したUVケアで、その日の天気具合やスケジュールや気分で使い分けてプロテクトも美肌ケアも完璧に!