華やかでグラマラスな“ウェーブふう”アップ

アヴェダの主任ヘアスタイリスト、アントワネット・ビーンダースがニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中に開かれたChristian Siriano 2010年秋冬コレクションのために用意したのは、今年発売予定の「コントロール フォース ヘアスプレー」を駆使した、1960年の華やかでグラマラスな雰囲気いっぱいのパリジェンヌふうのシックなアップスタイル。

――アントワネット、今回のスタイルは、なににインスピレーションを受けましたか。そして、スタイリングにあたり、デザイナーとどのようにコラボレーションしましたか？

クリスチャンと私は、ヴェロニカ・レイクと1960年代のパリによく見られたヴィンテージ・グラマラスにインスピレーションを受けました。逆毛を立てたウェービーなスタイルは、今シーズンのコレクションに特徴的なロマンチックなシルエットや動きを反映したものです。

――自分でこのスタイルに整える方法を教えてください

少しアレンジすることで、とてもシックでグラマラスな夜のお出かけに最適なヘアスタイルになります。髪をブロードライしたあと、幅約2.5cmにブロッキングしてカールをつけます。カールができたらブラシを入れてとかし、「エアー コントロール」をスプレーして扱いやすいホールド力をつけます。髪全体を後ろに強く引っ張ってねじり、頭にピンで固定します。最後に前髪を逆毛を立てるようにとかして、ねじって後ろに留めます。ピンで留めることでボリュームがでるほか、グラマラスでレトロな効果が出ますね。

とても「グリーン」なコレクションに成功

――デザイナーのクリスチャンに聞きますが、今回のスタイルは、なににインスピレーションを受けましたか。またなにを表現したものですか？

1960年代のパリの女性、そして昼の装いを一新して夜に向けてドレスアップするという考え方にインスパイアされました。力の抜けた、ソフトでロマンチックな形やシルエットです。強い、かっちりした印象のジャケットやコート、あるいはカクテルドレスによく合います。

――今シーズンのショーを「グリーン」なものにするため、本当に努力されましたね。これを成し遂げられたことについて、どう感じていますか？

今シーズンは、カジュアルな日常着の一部でオーガニックコットンを取り入れてみました。またニューヨークシティでショーをおこなうことでCO2の排出量を年々減らしています。エコを追求するという考え方に貢献できるのはとても気持ちがいいです。

――ありがとうございました。

AVEDA STYLE＝パリジェンヌふうアップスタイル ＜スタイルのつくり方＞

① 「エアー コントロール」を髪全体にスプレーし、スタイリングしやすいホールド力をつける。

② 髪をブロッキングする。下のほうから頭頂部のほうへ順に幅2.5cm程度のブロックを作りバレル型ヘアアイロンで巻いていく。髪にカールがついたらそのたびに指に巻き付けて頭にピンで留め、カールをセットする。髪から熱が取れたらピンを外し、力を入れずに全体をとかす。

③ 額の生え際から頭頂部にかけての前髪をすくって分け、ピンで留めておく。残りの髪全体をまとめて後ろにとかし、「エアー コントロール」をスプレーし、ボリューム感を出す。まとめた髪をよくとかす。

④ 左半分の髪をまとめ、後ろに向かってしっかりと引っ張ったら、後頭部の中心線に沿って下から上へ垂直にピンで留める。毛先がはねないよう指でなでつけ、後れ毛が出ないよう「エアー コントロール」をスプレーする。

⑤ 右半分の髪をまとめ、後ろに向かってしっかりと引っ張ったら、毛先が内側に来るよう指にぐるりと巻き付ける。そのままピンで頭に固定し、「コントロール フォース ヘアスプレー」をスプレーして強力にセットする。

⑥ 前髪を留めていたピンを外し、逆毛を立てるようにとかしてボリュームを出す。「エアー コントロール」をスプレーする。額に髪がかからないようクシでとかしつけてから、頭頂部にウェーブ上のボリュームが出るよう④でねじった髪の上端にピンで留める。「コントロール フォース ヘアスプレー」をスプレーして仕上げる。

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