SISLEY|25年の時を経て誕生したオードゥ トワレ「EAU D’IKAR」
SISLEY|シスレー
ギリシャ神話の世界へ──蝋で固めた鳥の羽で太陽に向かい飛んだイカロスをイメージ
オードゥ トワレ「オードゥ イカロス」
シスレーから11月1日(火)に発売されるメンズフレグランスの名は“オードゥ イカロス”。現代の男性に求められる勇敢さを香りに込めたオードゥ トワレ「EAU D’IKAR(オードゥ イカロス)」は、25年という歳月を経てついに完成した。
Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX(TOP)
男性の強いあこがれを表現したイカロスの香りに“男の夢”をひととき託してみたい
シスレーが25年前から構想をあたためつづけてきたフレグランスが、現代の最新技術の力を借りてついに完成。25年前に見出された“香りの調和”が、時代を超えてメンズフレグランスとして完成した。
「オードゥ イカロス」のメインの香りは、コルシカ島を原産地とする低灌木、レンティスク。その葉から、非常に強い独特の香りをもつエキスがつくられる。
もともとシスレーの創業者であるウベール・ドルナノとイザベル・ドルナノは、この植物がもつ、ピリッと爽やかなグリーン調の香りを活かして、いつまでも太陽のような香りを放つフレグランスをつくりたいと考えていたが、当時は抽出技術がまだ十分に発達していなかったため、求める香りを実現することはできなかった。
それが近年になって、飛躍的に進歩した抽出技術を用いることで、トップノートからラストノートまで、レンティスクの香りを中心に、爽やかさが持続するあたらしいフレグランスが誕生したのである。
ユニークなのは、レンティスクの抽出方法で、トップノートには水蒸気蒸留法で抽出(レンティスク エキス)、ミドルノートは揮発性溶剤で抽出(レンティスク アブソリュート)、ラストノートはレンティスク アブソリュートから真空分子蒸留法で抽出(ハート オブ レンティスク)と、それぞれ異なる香料として配合され、その結果、レンティスクの香りが段階的にリンクしながら、爽やかさが持続する。
ボトルデザインは、イカロスの神話をシンボリックに表現した彫刻家 ブロニスラフ・クシュシュトフ氏によるもの。厚みのある透明なガラスボトルに、男性のトルソーと翼をイメージした彫刻がほどこされている。
パッケージデザインは、ロイ・リキテンシュタインの作品から自由な発想を得たイザベル・ドルナノのデザインで、スカイブルーの背景は空を、イエローのドットは太陽とそのきらめきを表現。力強いグラフィックが、このフレグランスの雰囲気を表現している。
男性の品格や包容力、センシュアルなイメージなどをトータルで感じさせる「オードゥ イカロス」。今年のギフトにお薦めのメンズフレグランスだ。
<オードゥ トワレ>
オードゥ イカロス
価格・容量|8610円(50ml)
価格・容量|1万3650円(100ml)
シスレージャパン
Tel. 03-5771-6217
www.sisleyjapan.co.jp