ファーストライン「バランシング　ライン」で感じた充実感

「THREE」は発売当初、ファンデーションの評判を聞いて試してみたのがきっかけです。美容業界人同士の対談や座談会でも、よく話題に上っていました。華やかなボトルデザインが多い化粧品のなか、「THREE」はすごく洗練されたシンプルなデザインですよね。普段、コスメを選ぶときは、見た目のラグジュアリー感も重視しているのですが、THREEに関しては、国産ブランドらしくないスタイリッシュさが目を引きました。ファンデーションを試してみたら、植物油などの天然原料がたっぷり入っているのにべたつかない……というところが気に入って、その後、化粧水の「バラシング ローション」なども使いました。ですので、今回新発売されたラインも、とっても期待していたんです。

形成外科専門医の草野貴子先生

テクスチャーのおもしろさと驚きの浸透力「THREE コンセントレート クリーム」

「THREE コンセントレート クリーム」は、テクスチャーがすごくおもしろかった。みっちりとコクのある固めのテクスチャーは、最近のクリームのなかでもあまりないと思います。ボタニカル系コスメとしてもめずらしいですよね。そこがすごく新鮮に感じました。でも、肌にのせると、最初の感触からは想像できない浸透力に驚きます。固めのクリームをメイク前に使うと、ノビの悪さがヨレにつながりそうで心配になりますが、これはまったくちがう仕上がりでした。どんどん肌に入っていき、ジワジワと確実に効く……という感じなんです。最初に使ったときは、「うまく作られているなぁ」と感心しましたね。手の温度ですぐに溶けるので、両手で顔を覆い、しばらく香りを楽しみます。

手前が「THREE コンセントレート クリーム」、奥が「THREE コンセントレート ボディセラム」

女性にとっての美容は、このようにメンタル的に心地よさを体感する工程が大切です。少量でも適度なすべり感があるので、マッサージにも適していますね。ほかのクリームだと、マッサージのあとに残ったぶんをテッシュオフすることもありますが、これは本当に浸透が早いので、逆にマッサージしすぎると手の摩擦で肌を傷めてしまうかもしれません。だから、軽めのマッサージがお薦めです。そしてつけたあとは、引き締まり感も実感できる。肌がキュッと上がって、ふっくら、密になります。これはこのクリームにふくまれている、ローズ精油や島ニンジンエキスのレチノールの効果もあるのではないでしょうか。これなら年齢を問わず、アンチエイジング製品として年配の方にも薦められると思います。

THREE｜スリー スキンケア・レポート

医学的にも確証された、アロマのパワーを実感

デイリーに使いつづけたい、ボタニカルコスメ（2）

ボディの水分補給をかなえてくれた「THREE コンセントレート ボディセラム」

「THREE コンセントレート ボディセラム」は、昨今のボディケア製品のなかでも秀逸です。私自身、身体のスキンケアにおいての水分補給の必要性はつねづね提案していたのですが、従来のボディケア製品にはなかなかそれをかなえたものがなかったんですよね。個人的にも、このボディセラムを使うまでは、顔に使う化粧水をボディにスプレーし水分補給してから、クリームをつけていました。その工程が理論的に1本になったのがこのボディセラム、というわけです。水分と油分の2層に分かれたセラムは、混ざると絶妙にしっとり感のあるテクスチャーになって、予想以上にのびも良かった。お風呂上り、まだ角質層に少し水分が残っている状態で足の先から上に向かってリンパマッサージを兼ねて使っています。表面的なベタつき感がなく、これも浸透の良さが抜群です。ボディクリームは寝る前のお風呂上りに使う方が多いと思いますが、重いテクチャーだと布団に付いたりするのがイヤですよね。つけても全部布団に吸い取られてしまうみたいで（笑）。

形成外科専門医の草野貴子先生

「THREE コンセントレート クリーム」

その点、このボディセラムは、塗布した直後でもまったくベタつかない。だから、夜のケアに限らず、朝、服を着る前でも安心して使えます。デコルテに残ったぶんが襟について黄色く変色、なんて心配もない……これはこのセラムの浸透の良さがポイントなのでしょう。使ってみると、必要なところには必要なぶんだけ入っている、という感じがわかります。もうちょっと大きいサイズがあればいいのに……と思うほど使い勝手がいいので、デコルテや肘先、ひざ下など、外に出る部分を重点的に使いたいですね。使用後の肌の質感のちがいは、すぐに実感できました。

医学的に確証された、身体の内側に効くアロマの力

このふたつに共通して楽しめる精油の効果は、メンタルに左右される女性に非常に有効です。「THREE」は精油にこだわっているそうですが、精油には、使うひとの肌の状態に合わせて効果を発揮する力があると思います。もちろん、今までもアロマ系のコスメは多々あります。でも、精油を配合することによる肌への効果をきちんと検証し、ベースオイルにもとことんこだわっている「コンセントレート　ライン」は、精神面だけでなく、肌にもきちんと作用すると確信できる。今までアロマ系のコスメを“香りがいいから効くのね”程度に思っていた方にも、ちゃんとその精油が肌に効く理由を理解して使ってもらえると思うんです。成分中のすべての精油が、厳しい認定基準で知られる「ソイルアソシエーション」などの認定を受けているという点も使う側には安心ですね。

形成外科専門医の草野貴子先生

THREE｜スリー スキンケア・レポート

医学的にも確証された、アロマのパワーを実感

デイリーに使いつづけたい、ボタニカルコスメ（3）

コラーゲン生成にダイレクトに働きかけるローズ成分

「コンセントレート　ライン」が、エイジングをコンセプトに、ローズの成分に着目しているという点は、非常に理にかなっていると思います。とくに20代後半からのエイジングケアにお薦めです。20代後半から女性ホルモンの生成が低下することにより、エストロゲンの分泌も低下し、コラーゲン生成量も下がってきます。ローズの成分は女性器系に対して直接的に作用するものですから、これをうまく取り入れることによって、コラーゲン生成を内側から促すことができるんです。

このローズの効果を、顔だけでなく、ボディセラムにも取り入れていることが、「コンセート　ライン」のいいところだと思います。20代後半から30代にかけては、仕事がようやく波に乗り、責任ある立場になるころ。忙しい毎日のなかで不規則な生活やストレスからくる肌トラブルは、乾燥ニキビやアレルギー症状などさまざまです。でも、女性ホルモン生成を薬でフォローすることには抵抗のあるひとも多いでしょう。コラーゲン配合のクリーム……というのもありますが、肌からコラーゲンは入れられません。その点、ローズの成分は、経皮や経鼻吸収で取り入れることで身体の内側にきちんと作用し、コラーゲン産生を促してくれるので、肌の活性化へと導いていてくれます。

「コンセート　ライン」は、そのローズの成分が、精油やローズウォーターというかたちで配合されているほか、女性ホルモン様作用があるといわれているセリ科の植物なども配合されています。香りはうっとりと安心感に包まれるような心地よさ。ローズの香りがほかの成分とうまく融合していますね。女性は心身が求める、癒される香りにも敏感です。そして自分が心地よさを感じる香りは、身体の内側にも効果のあるものだと思います。

形成外科専門医の草野貴子先生

「THREE」は使用している成分の目的を明確に紹介しているので、これを使うことで得られることを頭で理解して、そして香りで体感することができる……製品に自信があるんだなぁと思います。日常生活での精油の取り入れかたにまだ慣れていない方は、生理前など体調が不安定なときをタイミングに、「コンセート　ライン」にトライしてみるのもいいでしょう。女性にとってのスキンケアって、そのコスメを使うまえまでの過程が大切。気分を上げる要素は、女性ホルモンを高める要素のひとつですから。新製品をあれこれ試すことが好きな方も、こういう、製品としてきちんと納得できるスキンケアをベースにされるといいと思います。

＜クリーム＞
THREE コンセントレート クリーム（右）
価格｜1万5750円（28g）
天然由来率86パーセント
＜ボディセラム＞
THREE コンセントレート ボディセラム（左）
価格｜8400円（97mL）
天然由来率89パーセント

THREE
0120-898-003
www.threecosmetics.com