Chico SHIGETAインタビュー|「SHIGETA」の新ブレンドエッセンシャルオイルを語る(後編)
Beauty
2015年3月13日

Chico SHIGETAインタビュー|「SHIGETA」の新ブレンドエッセンシャルオイルを語る(後編)

Chico SHIGETAインタビュー(後編)

内側から、メンタルから、エナジーから働きかけて、さらに美しく

「このオイルたち、忙しい女性の味方です!」

愛着をもって「SHIGETA」のブレンドオイルを使ってくれているひとたちをがっかりさせない、さらによいものをつくることへのチャレンジ──。その成功の裏には、ニーズを的確に読むリサーチ力と、稀少で生命力溢れる植物の存在があった。Chicoさんにきく、新ブレンドエッセンシャルオイルの進化のポイント、後編。

文=染谷晴美写真=原恵美子

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ウェイクアップブレンドは、ポジティブな自分に切り替える“スイッチ”

――「モーニング・スパーク」は、朝いちばんに使って、免疫力を高め、バイタリティを活性化させるブレンド。使い果たしてしまったエネルギーも回復させるとありますが、特長的な精油成分はなんですか?

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モーニング・スパーク 6300円(15mL)

あたらしくブレンドしたのは、“マヌーカ”と“もみ”です。マヌーカというのは、免疫力が上がるハチミツで有名なニュージーランドの植物。精油歴はまだ浅いのですが、その効能は確かです。モミは自律神経のバランスをとってくれます。

――ということは、メンタルに強く働きかけるブレンドなんですね。

そのとおりです。今回着目したのは、都会で働く女性の多くに見られる“バーンドアウト”という現象。バーンアウト、ご存じでしょうか。仕事をがんばりすぎるがゆえに、さまざまな症状を引き起こす現象です。

まだまだ男社会のなか、それに負けないよう女性はとってもがんばっています。つねにプレッシャーを感じながら、ものすごく仕事をしている。だから、ちょっとでも行き詰ると、なんでうまくいかないんだろうって自分を責めてしまうんですね。

自分ができないからダメなんだと、自分を責め、自信をなくしていく。結果、うつになったり自律神経失調症になるひとが目に見えて増えています。これは日本だけではなく、世界的にいえること。

今日もがんばらなきゃ、ってみんな自分に言い聞かせて一日をスタートさせている。でも、それってものすごく無理をしているわけですよね。無理があるものは長くつづきません。

憔悴しきってしまうまえに、ポジティブな自分に切り替えることができれば簡単なのだけれど、そのスイッチはなかなか自分自身では入れられない。だったら、スイッチの役目となるものをつくりましょうと。それが、このモーニング・スパークです。

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ヘアケアブレンドは、つければたちまち気の流れがよくなり、集中力もアップ!

――最後は、「ミッドナイト・ラスター」。ヘアケアブレンドですね。

これがまたすごいんですよ。自分でブレンドしながらいちばんおどろきました(笑)。

なにがすごいかというと、あたらしく“フランキンセンス”と“ミルラ”という精油を使用しているのですが、このふたつとほかの成分とが合体することによって、とてもパワーのある“気”が生まれるのです。

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ミッドナイト・ラスター 5250円(15mL)

頭のてっぺんは気の入り口なので、そこにつけるとたちまち入り口が開いて、ふわーっといっきに気がとおります。ちょっとつけさせてください。……せいせいしませんか? ほんの2滴なんですけど。

――確かに、シャキッとします。

でしょ。そのひとのよい気が流れるせいか、これをつけるとだいたいみなさん、カッと目が大きく見開きますね。とにかく集中力が増しますから、ここぞというときはぜひ。オフィスに1本、お薦めです(笑)。

フランキンセンスもミルラも、むかしからいろいろな宗教の祈りの場で使われてきた植物なのですが、それってたまたまではなくて、やっぱり使われるには理由がある。そのすごさというものを、今回ブレンドしてみて、身をもって実感しました。

もちろん、ヘアケアブレンドですから、すこやかな髪づくりには自信があります。ラスターの意味は、輝き。ミッドナイトは、健康な髪は寝ているあいだにつくられるということから名づけました。髪の毛先につける「プロヴァンスムーン」と併せて、夜のヘアケアに使っていただけたらうれしいです。

これからやるべきことは、素材探しの旅。そして土とのコンタクト

――昨年はほかにバスソルトも発売されるなど、新製品ラッシュでした。今年はどうですか?

「あったらいいな」をかたちにしたいですね。自分のあったらいいなも、みなさんのあったらいいなも、少しずつ増やしていけたらと思っています。といっても、またそれも素材との出会い次第。すべてはご縁なので、いつになるかは約束できませんけど(笑)。

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とりあえず、2010年はいろんなところに素材探し出かけていきたい。まずはブルガリアかな。昨年は現地で農家の方と一緒にバラをつませてもらうというすてきな体験をしたので、今年もぜひバラつみの時期にうかがおうと思っています。ただし、今度は労働者として、しっかり“働きたい”。

最近、“土とコンタクトをとる”ということが、すごく大事な気がしているんです。いいプロダクトをつくるには、結局、植物の命をもらうわけですよね。じゃあ、その植物はどこで育つかといえば土。貴重な植物のパワーをいただく以上、土にも責任をもたないと。それをなしに、いい植物と出会うのは無理だと感じています。

――いい素材との出合いは、いい土との出合いでもあるわけですね。

ほかにあたらしい活動として、この春から「ガーデニングプラネット」というエコプロジェクトをスタートさせます。これは、それこそ、植物の力をたくさんもらって元気になった分を地球に還していこうよというもの。

――具体的には、どんな活動をするのですか?

植林するための「木」を買っていただきます。木を購入すると番号の入ったカードが提示されるので、そのカード番号をサイト画面に入力。すると、アジア、アフリカ、南アメリカの植林活動のなかから、お客さまご自身で、植える場所を選ぶことができるシステムになっています。

SHIGETAはセルフケアメソッドを提唱しているので、エコ活動もセルフで(笑)。私たちが機会を提供しますから、あとはみなさん各自参加してくださいというのが、いちばんSHIGETAらしいエコ活動かなと思っています。

――ありがとうございました。

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Chico SHIGETA
2004年、仏・パリで「SHIGETA」を設立。長年にわたる日仏のさまざまなウェルビーイングを探求後、「そのひとだけがもつリアルビューティを引き出すのは、インナービューティを育むことから」をキーワードに、独自のセルフケアメソッド“バイタリティー・コーチング®”をつくり、セルフケアの大切さを伝える啓蒙活動を展開。現在、パリの著名人、アーティストはもとより、日本国内のVIPからもビューティエキスパートとして絶大な支持を受けている。大手化粧品会社のコンサルティングや、ブランドスポークスマンとしても活躍。

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