BOOK|沖野修也が音楽人生を振り返る初の自伝を出版
BOOK|国際派DJが語る失敗と成功の四半世紀
沖野修也 自伝『職業、DJ、25年』
DJ、プロデューサー、クリエイティブ・ディレクターなど、さまざまな肩書きをもつ才人・沖野修也。1月9日(金)、自身の音楽人生を振り返るはじめての自伝『職業、DJ、25年』を出版。沖野修也はなぜ音楽業界で成功しつづけているのか? 今日に至るまでの軌跡がここに。
Text by KUROMIYA Yuzu
日本のクラブシーンとともに歩んできた冒険活劇的回顧録
沖野修也といえば、クリエイティヴ・ディレクター、DJ、選曲家、執筆家、世界唯一の選曲評論家、そしてクラブ「The Room」のプロデューサーなど実に多彩な顔をもつ人物。
ネットでの大炎上が話題となった1万円アナログの販売や、クラブでプレイしている最中のDJの心境を書き、多くのアクセス数を叩き出したブログ、風営法の改正のために世界のトップDJたちが日本の現役総理に請願形式の手紙を送るプロジェクトの考案など、大胆な発想と行動で話題をさらってきた。本書ではそんな彼の10代から現在までが、軽妙洒脱な文章でつづられている。
原点である10代のころからはじまり、DJになる!(20歳~25歳)、天下を取る(25歳~30歳)、3000万円の未払い(30歳~35歳)、2億円のギャラ提示(35歳~40歳)、変化を受け入れる(40歳~45歳)という切り口で構成。
「自伝というよりも、沖野修也の冒険小説的音楽人生回顧録」(オフィシャルブログより抜粋)と本人が語るように、いかに日本のクラブシーンを生き抜いてきたかという冒険活劇のような要素も入ったユニークな内容となっている。
1月10日(土)には、渋谷・The Roomにて開催される音楽好きの大人のためのイベント「Before Midnight」で、自伝本のサイン会をおこなう。こちらもぜひ、チェックいただきたい。
『職業、DJ、25年』
著者|沖野修也
価格|2160円
発売日|1月9日(金)
発行元|DU BOOKS
<会場にて自伝本のサイン会イベントを実施>
Before Midnight
日程|1月10日(土)
時間|19:00~24:00
場所|The Room
東京都渋谷区桜丘町15-19 第八東都ビルB1
http://www.theroom.jp/
料金|1000円