藤原美智子さんと下田の別荘にロングドライブ|Volkswagen
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2015年1月5日

藤原美智子さんと下田の別荘にロングドライブ|Volkswagen

連載|最終回(全3回)

藤原美智子さんと下田の別荘にロングドライブ

ファッション、ウォッチ、クルマ、etc……。若いころ、“持つ”ことはステータスだったと、ヘアメイクアップアーティストの藤原美智子さんは振り返る。「本当にいいものを持つことで、自分が引き上げられることがある。だから欲しいものを持つことは大切。ただ、最近いいものに対する価値観が変わってきた。デコラティブだったり、少し背伸びして手に入れた物もあったが、今はシンプルでいいものに囲まれ、もっと自分らしい生活がしたい」。そう語る藤原さんが「ザ・ビートル・カブリオレ」を選んだ、その境地とは――

Photographs by ABE MasayaText by SHIBATA Maki

思い描いていた藤原さんの夢、海のそばの暮らし

40代の頃、藤原美智子さんはある講演会で客席からひとつの質問を受けた。“将来の夢は何ですか?”と。

「海のそばに住んで、日の出とともに起き、日の入りと共に寝る。自分が作ったものを食べて、ごくシンプルな生活を楽しめる人になりたい。だからその時になって、いろいろやりたいことがあったのに、と後悔しないように、今したいことはできるだけにやるようにしています」答えたのだという。

「すっかり忘れていたのに、家を建ててふと思い出したんです。その時言っていたことが現実になったのよね」と藤原さんは下田の海を見ながら笑う。

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 02

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 03

6年前に藤原さんは静岡県・下田に別荘を建てた。海が目と鼻の先にある、光と風があふれる大きな家だ。週末は「ザ・ビートル・カブリオレ」を下田まで走らせ、ご主人とこの家で過ごす。

「ここに来る時は、家の冷蔵庫の中身も全部持ち込んで、普段通りの生活をするんです。朝は5時半には起きて、寝るのは夜の10時。朝日が昇るのを待って瞑想をするんですが、エネルギーに包まれるような幸せな気分になりますよ。時々『ビートル』のトランクルームにサンドイッチ入りの大きなバスケット積んで近所の子供たちとピクニックやバーベキューに出かけるんです」。

白い砂浜をエスパドリーユで散歩する藤原さん。着ているギンガムチェックのワンピースは近所の友達に作ってもらったという。鳥の声や波の音が音楽のように響き、辺りには植物や木が生い茂る。穏やかな人々、のんびりした空気。「ここにいる時はメイクをしない」と語る藤原さん。表情がふっと力が抜けて少女のようにも見える。

連載|最終回(全3回)

藤原美智子さんと下田の別荘にロングドライブ(2)

自然豊かな週末暮らしの中で気づいたこと

下田での暮らしが、藤原さんの内面にも大きな変化を与えたという。

「自分のイメージしたことが40分後には出来上がっているのが、ヘアメイクの世界。だから、基本的にせっかちなんです(笑)。それが治りましたね。別荘の庭に植えて手入れをしている植物は、自分が思ったようには咲いてくれない。かと思えば、朝摘み取った雑草が午後にはもう伸びてくる。自然に自分を合わせることを覚えましたね」

庭に咲く菖蒲の美しさや小さな自家農園で獲れる野菜の味、表情を変える海の青、降ってくるような星の光。そんな東京では体験できない自然環境が藤原さんの感性をさらに研ぎ澄ましていく。

「飾ることだけがすべてじゃない。バランスなんです。ここにきて外側のヘアメイクのことだけでなく、ホリスティックビューティ全般に興味が向くようになりましたね。食、運動、考え方……、内側も外側も大切なんです」。

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 02

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 06

シンプルな生活に似合う、ビートルの永遠のフォルム

木の香りが漂う別荘の中にはテラスやサンルームがあり、選び抜かれた大きな家具以外に無駄なものがない。すべてを体験してきて、辿りついた藤原さんの“シンプル”の境地が表現されている。

「子供は家を描く時に、三角屋根の単純な形にするじゃないんですか。この別荘もそんな家にしたかったです。建築家の方には、直線的で左右対称にしたいとお願いしました。タイムレスで永遠のフォルムが好きなんですよ」

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 07

子供が最初に描く車の絵は、決して複雑ではない。丸っこいまさにビートルのフォルムを描く。自動車史に残るベストセラーカー、ビートルのこれ以上足せないし引けない永遠のライン。その中にロングドライブでも疲れにくい固めに仕上げられたシート、高出力と低燃費、環境性能も実現したTSIエンジンの搭載など、フォルクスワーゲンならではの技術革新がある。

「ビートルを見た瞬間にこれだって思ったんです。人生のちょうどいいタイミングで、永遠の一台に出合えたんじゃないかな」。緑あふれる場所に止まる「ザ・ビートル・カブリオレ」。藤原さんのシンプルな生活に寄り添っている。

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 08

藤原美智子|FUJIWARA Michiko
ヘア・メイクアップアーティスト。ラ・ドンナ主宰。 雑誌、広告などのヘアメイク。テレビやラジオ、広告、講演への出演。化粧品関連やファッション関連のアドヴァイザーなどで幅広く活躍している。著書『パーフェクトメイク&ヘアーバイブル』(講談社)、『生き方名言新書5 幸福な女はメイクが違う!』(小学館)、大人向け・初心者向けのランBOOK『大人ラン』(講談社)、『美しい朝で人生を変える』(幻冬舎)など著書多数。LA DONNA OFFICIAL SITE http://www.ladonna-inc.jp

Volkswagen The Beetle Cabriolet|フォルクスワーゲン ザ・ビートル・カブリオレ
ボディサイズ|全長4,270×全幅1,815×全高1,485mm
ホイールベース|2,535 mm
重量|1,380 kg
エンジン|1,197cc 直列4気筒 SOHC インタークーラー付ターボ
最高出力| 77kW(105ps)/ 5,000 rpm
最大トルク|175Nm(17.8kgm)/ 1,500-4,100 rpm
トランスミッション|7段オートマチック(7速DSG)
駆動方式|FF
サスペンション 前/後|マクファーソンストラット/4リンク
タイヤ|215/60R16
ブレーキ 前/後|ベンチレーテッドディスク / ディスク
燃費(JC08モード)|17.6 km/ℓ
トランク容量(VDA値)|225 リットル
価格|395万8,000円(8%税込み)

フォルクスワーゲン カスタマーセンター
0120-993-199
http://thebeetle.jp/cabriolet/

           
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