フェラーリ カリフォルニア Tをアジア初披露|Ferrari
Ferrari California T│フェラーリ カリフォルニア T
フェラーリ カリフォルニア Tをアジアで初披露
3月に開かれたジュネーブ国際モーターショーでワールドプレミアされたフェラーリの「カリフォルニア T」。日本でもジャパンプレミアがおこなわれ、実車が日本ではじめて披露された。
Text by YANAKA Tomomi
すでに1年待ちのバックオーダーを獲得
2008年にデビューした「カリフォルニア」の後継モデルとして、今年3月のジュネーブモーターショーで発表された「カリフォルニア T」。その最大の特徴は「F40」以来のターボモデルとなる、新開発の3.8リッターV8ターボエンジンの搭載だ。最高出力412kW(560ps)/7,500rpmを発揮し、従来の「カリフォルニア」よりも70psものパワーアップが図られた。
フロントのデザインは一新され、「F12」や「458イタリア」に似た顔付きとなった。ボディサイズに変更はなく、また14秒で開閉するメタルトップのオープンルーフももちろん備わる。
発表会当日、来日した同社極東エリア統括 マネージングディレクターである、ジュゼッペ・カッターネオ氏は、「この最新のV8エンジンを搭載したニューモデルを発表できて大変嬉しくおもっています。日本には古くからラグジュアリーカーを楽しむ文化があり、極東地域の中でももっとも重要な市場です。テクノロジー、パワー、スタイル、どれをとってもカリフォルニアの華やかな未来が凝縮されています」とコメント。
事実、氏の言葉どおりアジア圏でのプレミアは、北京モーターショーが開催されている中国よりも一足早いお披露目となった。
ジャパンプレミアは、日本庭園が美しい白金の八芳園で開催され、400人以上のゲストが来場。カリフォルニア リゾートスタイルのファッションショーがおこなわれるなど、華やかな雰囲気のなか日本庭園の新緑をバックに、新色のブル カリフォルニア(青色)を纏ったカリフォルニア Tが登場し、魅惑的なエンジンサウンドとともに、ゲストたちを魅了した。
「カリフォルニア T」の導入に伴い、「カリフォルニア」の販売は終了。「カリフォルニア T」のデリバリーは今年後半が予定されており、日本での販売価格は2,450万円だ。なお、すでに1年分以上のバックオーダーを抱えているという。
Ferrari California T|フェラーリ カリフォルニア T
ボディサイズ|全長 4,570 × 全幅 1,910 × 全高 1,322 mm
ホイールベース|2,670 mm
トレッド 前/後|1,630 / 1,605 mm
乾燥重量|1,625 kg
重量配分 前/後|47% / 53%
エンジン|3,855 cc 90度V型8気筒 直噴ターボ
最高出力| 412 kW(560 ps)/ 7,500 rpm
最大トルク|755 Nm(77.0 kgm)/ 4,750 rpm
トランスミッション|7段デュアルクラッチ
駆動方式|FR
タイヤ 前/後|245/40ZR19 / 285/35ZR19
ブレーキ|カーボンセラミック(CCM3)
最高速度|316 km/h
0-100km/h加速|3.6 秒
0-200km/h加速|11.2 秒
燃費(NEDC値)|10.5 ℓ/100km(9.5 km/ℓ)
CO2排出量|250 g/km
燃料タンク容量|78 リットル
トランク容量|340 リットル(ルーフ収納時)
価格|2,450万円
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