藤原美智子さんと「ザ・ビートル・カブリオレ」|Volkswagen
Car
2015年1月14日

藤原美智子さんと「ザ・ビートル・カブリオレ」|Volkswagen

連載|第1回(全3回)

ト藤原美智子さんが「ザ・ビートル・カブリオレ」を購入した理由

メイドインジャパンで展開する「コレクションライン」

女性がクルマを選ぶ理由は何だろうか。単なる移動手段か、ある種のステータスシンボルか、またはファッションか。ヘアメイク業界の第一線で活躍を続ける、ヘア・メイクアップアーティストの藤原美智子さんは、最近フォルクスワーゲンの「ザ・ビートル・カブリオレ」を購入した。「ビートルが今の自分の生き方にリンクする」と藤原さんが語るその理由とは……。

Photographs by ABE MasayaText by SHIBATA Maki

「ザ・ビートル・カブリオレ」との運命の出合い

取材当日、藤原美智子さんは「ザ・ビートル・カブリオレ」を手慣れた様子で走らせてきた。ハットを被り「マッキントッシュ」のコートを身に着けたハンサムな装いと、ほとんど毎日一緒に過ごすという「ザ・ビートル・カブリオレ」がよく似合う。藤原さんとビートルとの出合いは少し運命的だった。

「30代前半からクルマに乗り始めて、最初はユーノス・ロードスター、40代はメルセデス・ベンツのSL、3代目がビートルなんです。ベンツには15年も乗ったから、さすがにそろそろ買い換え時かなと。次はどうしようと探していたけれど、なかなか“これ”という一台が見つからなくて……。そんな時、高速を走っていて助手席で居眠りしていたんです。ふと目覚めたらニュービートルが前を走っていた。『えっ、ビートルってこんなにかわいかったんだ』って。それから興味が湧いて調べ始めたんです」

ビートルは、1938年にドイツのフォルクスワーゲン社で誕生した、自動車史に残る大ベストセラーだ。その特徴は“ビートル”の名の通り、カブトムシのように丸みを帯びたプロポーション。1999年には「ニュービートル」として20年以上ぶりに復活し一大ブームを起こした。2012年には「ザ・ビートル」となってフルモデルチェンジ。ぐっと洗練され、高出力と低燃費、そして環境性能も実現したTSIエンジンなど、最新の性能を搭載し見事にいまに甦らせた。

「ザ・ビートル・カブリオレ」には大人の遊び心がある

藤原さんが惹かれたのは、まずはそのルックスだという。

「丸みのある曲線が特徴的なんですが、決して子供っぽくない。人の手を感じるような温かみのあるラインがいいんです。またカブリオレ(オープンカー)ならではの、ルーフの生地感とボディの金属とのコンビネーションも好きですね。異素材の組み合わせに、決まりすぎないハズしや遊び心が感じられるんです。メルセデスに乗っていた40代の頃は、かっこいいスタイルが好きだった。でもいまはかっこいいだけじゃなくて、ビートルのような可愛らしさやカジュアル感がいいとおもえてきました」

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 02

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 03

力が抜けて見えてきた、自分の気分にフィットするもの。ピンヒールは履かないのがルールという藤原さん。全身決めすぎるファッションを避けてどこかにマニッシュやカジュアル感を表現するという彼女のスタイルに「ザ・ビートル・カブリオレ」はぴたりと寄り添うのだ。

「クルマ選びは、クルマに自分を合わせるのではなく、自分にクルマを合わせること。自分のおしゃれ観や考え方の延長線上にクルマがあるんだとおもう」。

運転する自分とクルマ。そのバランスが取れて初めてその人らしいドライビングスタイルが完成するのだ。

連載|第1回(全3回)

ト藤原美智子さんが「ザ・ビートル・カブリオレ」を購入した理由(2)

少しずつ変わり続けるからこそ永遠の定番と言える

「ザ・ビートル・カブリオレ」に乗りはじめたことで、藤原さんの仕事面で大きな変化があったという。

「以前は、仕事の際に持っていくメイク道具がとにかく多かった(笑)。撮影で万が一のことを考えて、予備の予備まで用意して……。でもビートルのトランクはコンパクトなので、メイク道具を見直しておもい切って断捨離(笑)。道具を入れるケースもひと回り小さなものにしました。若い頃はさまざまなメイクが求められるから、たくさんの道具が必要だけど、いまは私ならではのメイクが期待される。そうすると必要最小限で十分だということに気づいたんです。事務所もすっきり断捨離して、なんだか新鮮な気分です」

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 05

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 06

経験を積み、不必要なものはするりと削ぎ落として、見えてきた軽やかな境地、あたらしい自分らしさ。ビューティ界のトップオブトップとして走り続けるパワーウーマンの魅力は、常に変わりゆく軽やかさにあるのかもしれない。

「ビートルも歴史的な定番なのに、時代に合わせて進化していますよね。メイクもそう。おなじブラウンも昔といまでは透明感や質感がまったく違います。定番にいまの空気が入っていることが重要なんです。本当に変わらない定番は古くさくなるし、流行だけだと一過性で終わってしまう。そのバランスをとるのが大切です」

撮影が終わり「ザ・ビートル・カブリオレ」で走り去っていった藤原さん。街中で目を惹く個性的なクルマを大人の女性がスマートに走らせる。その自由闊達さと粋さ。クラシック映画のワンシーンのように街の風景を塗り替えていく。「ザ・ビートル・カブリオレ」は、藤原さんのスタイルを表現する小さなパートナー。これからどんなあたらしい風を運んでくるのだろう。

The Beetle Cabriolet meets FUJIWARA Michiko 07

藤原美智子|FUJIWARA Michiko
ヘア・メイクアップアーティスト。ラ・ドンナ主宰。 雑誌、広告などのヘアメイク。テレビやラジオ、広告、講演への出演。化粧品関連やファッション関連のアドヴァイザーなどで幅広く活躍している。著書『パーフェクトメイク&ヘアーバイブル』(講談社)、『生き方名言新書5 幸福な女はメイクが違う!』(小学館)、大人向け・初心者向けのランBOOK『大人ラン』(講談社)、『美しい朝で人生を変える』(幻冬舎)など著書多数。LA DONNA OFFICIAL SITE http://www.ladonna-inc.jp

Volkswagen The Beetle Cabriolet|フォルクスワーゲン ザ・ビートル・カブリオレ
ボディサイズ|全長4,270×全幅1,815×全高1,485mm
ホイールベース|2,535 mm
重量|1,380 kg
エンジン|1,197cc 直列4気筒 SOHC インタークーラー付ターボ
最高出力| 77kW(105ps)/ 5,000 rpm
最大トルク|175Nm(17.8kgm)/ 1,500-4,100 rpm
トランスミッション|7段オートマチック(7速DSG)
駆動方式|FF
サスペンション 前/後|マクファーソンストラット/4リンク
タイヤ|215/60R16
ブレーキ 前/後|ベンチレーテッドディスク / ディスク
燃費(JC08モード)|17.6 km/ℓ
トランク容量(VDA値)|225 リットル
価格|381万円

フォルクスワーゲン カスタマーセンター
0120-993-199
http://thebeetle.jp/cabriolet/

           
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