次期 A8のヘッドライトを発表|Audi
CAR / MOTOR SHOW
2015年1月22日

次期 A8のヘッドライトを発表|Audi

Audi Matrix LED headlights|アウディ マトリックス LED ヘッドライト

アウディ 次期 A8のヘッドライトを発表

アウディはあらたなLED ヘッドライトを発表。「マトリックス LED ヘッドライト」と名付けられたこのライトは、2013年末には市場に登場予定の次期「A8」から投入されるという。

Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)

デザインも使い方もより自由に

アウディが発表した「マトリックス LED ヘッドライト」とよばれる、あらたなヘッドライトは、LEDをいくつかのグループで管理して、点灯、消灯、光量の調節をコントロールする、というものだ。

このライトは、アウディの次期「A8」から採用されるもので、そのA8の場合、片側25個のハイビーム担当のLEDが、リフレクターごとに5つひとまとめで1グループを形成。合計片側5つのグループが、それぞれグループごとに光量を調節する。

調節の判断をするのはクルマに搭載されたカメラで、対向車、先行車を確認すると、そのクルマに照射される部分のライトのみ、自動で光量を落とす、あるいは消灯する。光量は、他車との位置関係により、逐次変化し、幻惑する可能性のあるクルマがいなくなれば、ふたたび、最大まで戻る。

この機能は、ライトのスイッチのポジションがAUTOで、かつ、ハイビームを選択時に、高速道路ならば時速30km/h以上、一般道ならば時速60km/h以上で作動するとされ、アウディは日中であっても、デイタイムランニングライトともに、個性的なルックスを生み出すと語る。

Audi Matrix LED headlights|アウディ マトリックス LED ヘッドライト

すでに、既存の技術でも類似の機能はいくつかのブランドで採用されているが、アウディによれば、マトリックス LED ヘッドライトはより明るく、視界が均質であり、効果が高い。

そして、この技術は、ヘッドライトユニット内のLEDの数、配置、サイズなどに、これまで以上の自由をもたらし、デザインの幅も広げるという。

安全性の面でも、オプションで用意されるナイトビジョンと組みあわせることで、たとえば夜間に人間を、3回、景色から浮かび上がらせるように照らしだす、といったこともできるようになるというこのヘッドライト。

照射の自由度が高いため、コーナリングライトとしても活用でき、ナビゲーションシステムと組みあわせれば、ハンドル操作の前に、行き先を照らすことも可能だという。

Audi Matrix LED headlights|アウディ マトリックス LED ヘッドライト

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