ラピード S 日本でお披露目|Aston Martin
CAR / NEWS
2014年12月4日

ラピード S 日本でお披露目|Aston Martin

Aston Martin Rapide S|アストンマーティン ラピード S

アストンマーティン ラピードS 日本でお披露目

アストンマーティン創業100周年を代表する3台のニューモデル。新型「DB9」、「ヴァンキッシュ」につづいて、ついに「ラピード S」も日本上陸を果たした。

Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)

スポーツカーのダイナミズムとリムジンのコンフォート

アストンマーティンの美学に貫かれた内外装、エンジンをフロントに、ギアボックスをリアに搭載する理想的な前後重量配分、そしてGTスポーツカーとしての高い資質。

アストンマーティン「ラピード S」は、アストンマーティンならではの哲学を4ドアボディで体現する、「ラピード」の後継モデルだ。

すでにOPENERSでは、今年初頭のジュネーブモーターショーでのデビュー、さらに西川淳氏による試乗記も掲載しているため、ご存知のかたも多いだろうが、外観上は、フロントグリルが分割されているか否かが、新旧を見分けやすいポイントとなる。

Aston Martin Rapide S|アストンマーティン ラピード S

Aston Martin Rapide S|アストンマーティン ラピード S

くわえて、カーボンパーツで、リップスポイラーやリアディフューザー、ミラーキャップをドレスアップする「エクステリア カーボン パック」もあらたに設定された。

アルミニウムを中心とした軽量な骨格に搭載される、AM11とよばれる、新型の6リッターV型12気筒自然吸気エンジンは、従来と排気量こそおなじだが、最高出力が実に81psも向上。同時に、CO2排出量は、ラピードの355g/kmから332g/kmへと、7パーセントの低減に成功している。

また、このエンジンは搭載位置を下げることで、低重心化と衝突時の安全性の強化を同時に実現。トランスミッションは6段オートマチックの「タッチトロニック2」が組みあわされる。

3ステージのアダプティブダンピングシステムにより、スポーツカーのダイナミズムとリムジンなみのコンフォートを同時に実現するというラピードS。日本での販売価格は、23,058,457円からだ。

spec

Aston Martin Rapide S|アストンマーティン ラピード S
ボディサイズ|全長5,020×全幅1,930×全高1,350mm
ホイールベース|2,990 mm
トレッド 前/後|1,590 / 1,615 mm
最低地上高|14.5cm
最小回転半径|6.23 メートル
重量|2,040 kg
エンジン|5,935cc V型12気筒 DOHC
圧縮比|10.9:1
最高出力| 410kW(558ps)/ 6,750 rpm
最大トルク|620Nm / 5,500 rpm
トランスミッション|6段オートマチック
駆動方式|FR
サスペンション 前|ダブルウィッシュボーン
サスペンション 後|ダブルウィッシュボーン
タイヤ 前/後|245/35ZR20 / 295/30ZR20
0-100km/h加速|4.9 秒
最高速度|306km/h
燃費(NEDC値)|19.9 ℓ/100km
CO2排出量|332 g/km

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