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2014年12月24日
インフィニティQ50にディーゼルエンジン|Infiniti
Ifiniti Q50|インフィニティ Q50
インフィニティQ50にディーゼルエンジン
デトロイトモーターショーにてワールドプレミアをかざったインフィニティ「Q50」が、ジュネーブモーターショーにて、ヨーロッパプレミアとなった。あらたに4気筒ディーゼルエンジンモデルを追加。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
F1チャンプお墨付き
日産自動車が海外向けに展開している高級車ブランド、インフィニティの「Q50」が、ヨーロッパプレミアを飾った。Q50は「スカイライン」の姉妹車であり、これまで、3.7リッターV型6気筒ガソリンエンジンモデル(最高出力328ps)、3.5リッターV型6気筒エンジンに電気モーターを組みあわせたハイブリッドモデル(システム出力364ps、CO2排出量145g/km)がラインナップされてきた。
今回、あらたにルノー日産とメルセデス・ベンツを擁するダイムラーとの共同開発となる、2.2リッター4気筒ターボディーゼルエンジン搭載モデルがここにくわわり、メルセデス・ベンツ「Cクラス」、BMW「3シリーズ」、アウディ「A4」、キャデラック「ATS」といったプレミアムブランドの主力モデルが揃う、Dセグメントにて競争力を獲得した形だ。
この新型エンジンが発生する最高出力は170ps、最大トルクは400Nm。いっぽう、CO2排出量は115g/km以下とされている。
また、これにあわせて公開されたビデオでは、インフィニティ レッドブル F1からF1に参戦しているF1チャンピオン、セバスチャン・ベッテルがQ50の開発、とりわけ、ハンドリングや足まわりのセッティングに深くにかかわっていることが語られている。極めて豪華なテストドライバーにより磨き上げられたモデルである。