MICHAEL KORS|国連WFPとのパートナーシップを締結
FASHION / WOMEN
2015年2月2日

MICHAEL KORS|国連WFPとのパートナーシップを締結

MICHAEL KORS│マイケル・コース

世界中で空腹にあえぐひとたちをサポート

国連WFPとのパートナーシップを締結

ニューヨーク発のラグジュアリーブランド、マイケル・コースが国際連合世界食糧計画(WFP)との長期にわたるパートナーシップを結んだことを発表した。今後はマイケル・コースが飢餓根絶をサポートすべく、数年間で数百万ドルの資金調達やキャンペーンなどをおこなうという。

Text by YANAKA Tomomi

キャンペーンや限定版チャリティーアイテムの発売も

これまでにもチャリティに強い関心を寄せてきたデザイナーのマイケル・コース氏。あらたに、これまで50年間にわたり空腹に苦しむ女性や子どもたちといった社会的弱者に食料を提供し、現在は世界70カ国以上で年間9000万人ものひとをサポートするWFPとのパートナーシップが実現した。

MICHAEL KORS│マイケル・コース 02

マイケル・コースは今後、飢餓撲滅を目標にさまざまなキャンペーンやイベント、限定版チャリティアイテムの発売をつうじて、数年間で数百万ドルの資金提供をおこなうとともに、世界飢餓の継続する窮状に光を当て、ファッションやグローバルコミュニティをつうじてこの問題へのひとびとの意識を高めていくという。

すでに第一弾として、デザイナーのマイケル・コース氏は自身のブランドのソーシャルメディアチャンネルで公共広告を発表。ファッションや映画、音楽業界の著名人が出演して、世界の現状を伝えた。また、3月には「ウォッチ・ハンガー・ストップ」をキーワードに2種類のユニセックスの時計を発表する予定で、時計ひとつの売り上げごとに100人の子どもたちに食料が提供される計画だ。日本では5月から発売され、さらなる資金集めの取り組みとして、メールによる募金もスタートする。

マイケル・コース氏は「何年にもわたり世界中を旅し、あたらしい文化やひとびとに出会うなかで私が学んだことがひとつあるとするなら、それは世界中の何百万というひとびとが自分たちや家族が毎日食べる食料に事欠き、苦しんでいるということでした。私はこの世界的な惨事にたいして、私の声と努力を提供したいと思います」とコメント。

WFPが「世界でもっとも解決可能」と見なしながらも、なかなか根絶しない飢餓問題。マイケル・コースの協力により、資金協力はもちろん、ファッションをつうじて飢餓撲滅への関心をもつひとが増えるという旗振り役としての期待が高まる。

マイケル・コース ジャパン
Tel.03-5772-4611

           
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