BMW i3にクーペが登場|BMW
BMW i3 Concept Coupe|ビー・エム・ダブリュー i3 コンセプト クーペ
BMW i3にクーペが登場
BMWはロサンゼルスオートショー2012にて、「BMW i3 コンセプト クーペ」を初公開する。先日の六本木ヒルズでのイベントでの展示も記憶にあたらしい「BMW i3」の3ドアバージョンという位置づけだ。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
プロフィールの大きな変化
2013年の市販化が予定されているBMWの小型電気自動車「BMW i3」。今年、11月30日から12月9日まで開催されるLA オート ショーにて、その「BMW i3」の3ドアバージョンといえる「BMW i3 コンセプト クーペ」が登場することになった。BMW i.ブランドとしては「BMW i8」、「BMW i3」につづく第3のモデルだ。
ボディサイズは全長3,964×全幅1,768×全高1,555mm。i3コンセプトの全長3,845×全幅1,766×全高1,537mmとは、またことなるが、ホイールベースは2,570mmと同寸。パワートレインもおなじで、125kw(170ps)の最高出力と、250Nmの最大トルクを発生する電気モーターが搭載され、航続距離160kmを誇る。タイヤサイズはフロント155/60R20、リヤ175/55R20。
今回公開された写真では、個性的な2トーンカラーの外装をまとい、ドアパネル、フロントエプロンなどに、i3コンセプトからのデザインの変更がみられる。とりわけ、フロントのドアの後ろで、一度ラインがさがるサイドのルックスは特徴的だが、とはいえ、パワートレインを車体の下部に、ライフモジュールとよばれる、カーボファイバー強化プラスチック(CFRP)製の乗員スペースをその上部にのせるという、基本的な成り立ちはi3と同様だ。
BMW i.は、EVの使用に必須といえる、各種情報ネットワークとの連携、スマートフォンとの連動などを実現するBMW ConnectedDriveを採用。スポーツカーとしての側面をもちあわせた「i8」にたいして、「i3」は、シティコミューター的な性格があたえられている。