RESTIR|メンズセクションマネージャー増田勝昌氏が推奨する、秋冬の絶品“黒”アイテム
RESTIR|リステア
メンズセクション マネージャー増田勝昌氏がリコメンド!
この秋冬は、「Black is back!」
「今シーズンは大人のレザーをチョイスしました」というリステアのメンズセクション マネージャー増田勝昌氏。昨年の秋冬はブラウンやファーを打ち出したが、今シーズンはずばり、リステアの得意とする“黒”にフォーカス。「これまではユーズド感のあるウォッシュドレザーやダメージデニムを着ていたお客さまも、今シーズンはきれいめで上品なレザーを好まれています。上質な素材の黒は好調ですね」。展示会でも迷うことなくバイイングできたというリステアのリコメンドに注目!
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by HARA Emiko
リステアが選んだものとお客さまの好きなものが合致したシーズン
「秋も次第に深まって、アウターやニットに目がいくようになってきましたが、今シーズンはとくにイヴ・サンローランや、バルマン、ジバンシィは継続して人気を集めています。たとえば、ジャケットの上にYSLのレザーベストを着て、細身のスリムデニムを合わせるなど、きれいめなスタイリングも新鮮。ファンの多い靴では、ジミー・チュウやクリスチャン・ルブタンなどデザイン性の強いものが好まれていますね」と増田氏。リステアでお気に入りの黒を見つけよう。
MUST BUY 01|YVES SAINT LAURENT
コレクションピースも積極的にバイイング
「ソフトで光沢感がある上品なレザーで、ハードすぎないデザインは、まさに今シーズンのリステアのテーマを象徴するようなベストです。着ていただけるとわかりますが、とてもソフトなラムレザーで、着丈はやや長めなので、テーラードジャケットの上に羽織るなど、あたらしい着こなしも楽しめます。今回がステファノ・ピラーティの最後のコレクションでしたが、レザーのできは出色で、今季のリステアのテーマとぴったりはまりましたね。細かいディテールにこだわっているのもイヴ・サンローランらしく、ほかにはシューズやバッグも買い付けています」
レザーベスト64万500円(イヴ・サンローラン バイ ステファノ・ピラーティ/リステア)
MUST BUY 02|GIVENCHY
ニットとレザーの組み合わせが新鮮
「今シーズン、レザーに注目したのは、上のYSLやケ・ドゥ・ヴァルミなど、ソフトで着心地の良い革が多かったのと、都会的でスマートに着こなせるレザーの提案が一致したことによります。このジバンシィのニットは、シンプルなボディに、ポケット状になった革がアクセントになって、ボディをレザーが一周しているというデザインですが、ソフトなレザーをポイントに使っていながら、コーディネイトアイテムとして都会的にスマートに着こなせるもの。従来のジバンシィにはない、大人のスマートな黒をアピールするのが魅力です。ウールのベストを羽織って、レザーパンツなどで着こなしてみたいですね。ジバンシィはコレクションピースをはじめ、注目アイテムが揃っています」
ニット8万9250円(ジバンシィ バイ リカルド テッシ/リステア)
MUST BUY 03|JIMMY CHOO
スーツにもフィットする上品ショルダー
「ブランドの持ち味自体はシンプルだけれど、どこかひとクセあるモノに惹かれるので、たとえば、上のジバンシィのニットのレザー使いや、ルブタンの靴のスタッズ、このジミー チュウのショルダーのチェーンなど、グッとくるポイントがメンズの醍醐味。これはジミー チュウのメンズでは初登場となるバッグで、ポイントは上質なレザーと、チェーン使いです。着こなしではあえてグレーのスーツに合わせてほしいと買い付けました。デザイン的にも凝っていて、ジミー チュウらしいラグジュアリーな雰囲気も抜群。デザインのおもしろさは店頭でおたしかめください」
ショルダーバッグ17万円(ジミー チュウ/リステア)
MUST BUY 04|SERGIO ROSSI
リステアでは珍しい“別注”が登場!
「リステアのメンズでは小物をふくめて約60のブランドを展開していますが、ブランドに別注をお願いするのは珍しいことです。セルジオ・ロッシは、いままでとちがうテイストのキャッチーなデザインも出てくるので注目しているブランド。これは通常モデルはスエードですが、リアルクロコダイルにした別注モデル。今シーズンはレザーをテーマにしているので、クロコやパイソンなど展開したくてお願いしました。黒ソールだとフォーマルになるので、白ソールのままで、リステアらしく、もうひと味くわえています。履き心地は申し分のないロッシそのものですね」
靴10万5000円(セルジオ・ロッシ/リステア)