ハイブリッドスポーツLF-LC Blueが登場|Lexus
Lexus LF-LC Blue|レクサス LF-LC ブルー
レクサス コンセプトハイブリッドスポーツ
LF-LC Blueをオーストラリアで発表
レクサスは、今年1月、デトロイトモーターショーで発表したハイブリッドパワートレインを宿すコンセプトスポーツクーペ「LF-LC」の第2号にあたる「LF-LC Blue」を、10月19日開幕のオーストラリア国際モーターショー(通称 シドニーモーターショー)で公開する。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
ハイブリッドパワートレインの出力は500ps
レクサスは、今年、デトロイトモーターショーに出展した「LF-LC」につづいて、「LF-LC」のセカンドバージョン、「LF-LC Blue」をオーストラリア国際モーターショーに出展する。
ボディカラーはデトロイトで発表された「LF-LC」の赤から、オーストラリアのオパールに着想を得たという「オパールブルー」に変更され、インテリアは、前回の木目パネルから、ホワイトとブラウンでの仕上げとなった。
フラッグシップサルーン「LS」のマイナーチェンジをもって、もはや定着した感のあるスピンドルグリルと、随所に矢じりのようなL字を配したデザイン、「LF-LC」ならではの、大きくえぐられたエアインテークやグラスルーフ、そして建築からの応用で、片側のみが固定されており、一端は固定されていない、カンチレバー式の軽量ガラス製Cピラーなどは、先に発表されたLF-LC同様だ。
LFAから継承された、レクサス独自のカーボンファイバーボディに、アルミニウム合金を組みあわせたボディは軽量かつ高剛性。ここに伝家の宝刀たるハイブリッドパワートレインを搭載する。
このパワートレインは、これまで詳細が不明だったが、ついに情報の一部が公開された。それによると、パワフルかつ高効率なアトキンソンサイクルエンジンに、現在レクサスで使われているバッテリーよりも軽量で大きなパワーを発生するバッテリーを組みあわせるということで、結果、エンジンとモーターの総合最高出力は、372kW(500ps)になるとされる。
この、「LF-LC」をもって、これからのスポーツカーの方向をしめすと意気込むレクサス。単なるコンセプトにとどまらず、将来のレクサスのクルマづくりのための、ひとつの練習台のような役割も担うようだ。
レクサスはあわせて、LF-LC Blueの動画も公開しているので、詳細な姿はぜひ、以下を参照していただきたい。