MEDICOM TOY|Amplifier “坂本龍一” TEE Design A/Design B/Design C
MEDICOM TOY|メディコム・トイ
この秋、ドキュメンタリー映画も公開
坂本龍一氏の肖像がTシャツで登場
Text by SHINNNO Kunihiko
MEDICOM TOYの最新作は、クラシック、現代音楽、ポップミュージックなどジャンルを超えた活動で知られる音楽家・坂本龍一氏がテーマだ。「軌跡を繋ぎ、そして纏う」を掲げ、日本のミュージックシーンにおいて時代を作り上げたアーティストの肖像をアパレルに落とし込み、普遍的なアイコンとして後世に受け継ぐことをコンセプトにしたロックアパレルブランドAmplifierからのリリースである。
1978年よりYMOのメンバーとして活躍し、1983年には映画『戦場のメリークリスマス』で俳優として出演。1987年公開の映画『ラストエンペラー』では日本人初のアカデミー作曲賞を受賞した坂本龍一氏。
今年3月には、8年ぶりのオリジナルアルバム『async』を発表し、11月4日からはドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』が公開される予定だ。
こうしたタイミングでリリースされることとなったTシャツは、YMO時代、ソロ時代、現在という異なる3つの時代に撮影された坂本氏のポートレイトを落とし込んだもの。
Design Aは、今春ワタリウム美術館で開催された「坂本龍一 設置音楽展 async」にてインスタレーションを制作したニューヨーク在住のアーティストデュオ、Zakkubalanが手掛けた現在のポートレイト。
Design BとDesign C は、T・レックスやデヴィッド・ボウイをアーティスティックに撮影し、世界的に高く評価されている写真家、鋤田正義によるもの。アカデミー作曲賞を受賞し、音楽家としてさらなる飛躍を遂げた’90年代のDesign B。YMO在籍時の1981年に発表した3作目のソロアルバム『左うでの夢』のジャケット写真を使用したDesign Cだ。