アストンマーティン、新型DB9をパリモーターショーに出展|Aston Martin
Aston Martin DB9|アストンマーティン DB9
新型DB9 パリモーターショーに登場
アストンマーティンは、中核ラインである「DB9」をモデルチェンジ。9月27日から開幕するパリモーターショー2012に出展すると発表した。
Text by TAKEDA Hiromi
ヴィラージュと統合され、パワーアップを果たした新型DB9
2003年フランクフルト・ショーでデビューして以来、長らくアストンマーティンのラインナップの中核を担ってきた「DB9」。
近年、次期モデルにかんするスクープ情報が各方面からよせられていたが、このほど今年9月27日開幕のパリモーターショーにて、フェイスリフトを果たした「DB9サルーン」と、オープン版にあたる「DB9ヴォランテ」をワールドプレミアすると発表され、同時にオフィシャル写真とスペックも公開された。
アストンマーティンでは「DB9」の新型と位置づけてはいるものの、その内容は従来の「DB9」と2011年に発売された「ヴィラージュ」を統合したもの、と見るのが自然だろう。エクステリアのデザインは、新型「ヴァンキッシュ」に比べるとおとなしい形状だが、センター部が小さめのダックテールとされたトランクスポイラーの意匠と、リアエンドに取りつけられる「DB9」の車名バッジをのぞけば、ヴィラージュとほぼ共通のものとされている。
そのいっぽうで、新設計となるエンジンブロックとシリンダーヘッド、デュアル可変バルブタイミングの採用、吸気マニホールドやフューエルポンプの最適化などのリニューアルがはかられた、6リッターのV型12気筒エンジンは、最高出力で従来型「DB9」の477psから517psにアップ。最大トルクも620Nmに増強を果たしている。これは「ヴィラージュ」と比較しても20ps、50Nmの向上となる。
またシャシーでは「ヴィラージュ」と同様、従来型「DB9」の鋳鉄製ブレーキディスクよりも4枚総計で約12.5kg軽量となる「CCM(カーボン・セラミック・マトリックス)」のブレーキディスクを標準装備するのにくわえて、「スタンダード」、「ノーマル」、「スポーツ」、「トラック」からなる4つのモードをそなえる、アストンマーティン最新の「Gen 4」アダプティブダンパーも装着されるなど、従来型「DB9」はもちろん、「ヴィラージュ」からも大幅な進化を果たしているという
CAR BRAND TOP
EXCLUSIVE AUTO COLLECTION TOP OPENERS CAR TOP
Mondial de L’Automobile 2012 Salon de Paris
パリモーターショー 2012 Top Page→