MUST BUY! 01
襟を立てて着たいひと御用達ポロ！

「イタリアのトータル・カジュアルブランド『イレブンティー』はこのポロシャツが有名で、襟裏の蝶のプリントと、左脇のステッチがブランドアイコンでした。3年ぶりぐらいに新作を見たら、プリントが小さくなっていたので、3年前の大きさに戻してもらったという“プチ別注”です。蝶は去年から小さくなったようですね。
見た目にはとてもシックなポロシャツですが、イタリア人男性のように襟を立てて着たいひとには最適な襟のデザインです。白、黒、ライトグレー、ミディアムグレー、オリーブグリーンの製品染めに洗いをかけた、スモーキーなカラーを揃えています」
鹿の子ポロシャツ1万5750円（イレブンティー／ドゥ・コート デザインワークス銀座店）

MUST BUY! 02
縫製クオリティの高いバリューのあるシャツ

「ナポリのシャツ工房の『マリオ・ムスカリエッロ』のシャツです。今、イタリアのシャツメーカーは、着丈を短く、洗いをかけて、外出し用のカジュアルシャツ全盛。でもこのシャツは、襟、肩、カフ、ボタンホール、脇のガゼットなどがハンドソーンで、ハンドの箇所が多いわりにとてもリーズナブル。とくにこのカッタウェイがよく売れています。
カッタウェイは『ジャケットを着なくても、首まわりの収まりが良く、シャツ1枚で着ることを考えて選んでいる』ように見えるというシャツで、さらにタイドアップにもアンタイドにも使えるのがポイント。さりげなくおしゃれに着こなせます」
カッタウェイカラーシャツ2万2050円（マリオ・ムスカリエッロ／ドゥ・コート デザインワークス銀座店）

MUST BUY! 03
復元力の高い麻のジャケットは活躍度No.1

「このデザインワークスオリジナルのリネンジャケットは、現在では実施が難しい『ウォーターレッピング製法』によって抽出された麻繊維を使った一着です。通常の麻に比べて、ハリとコシがあり、シワの戻りも早く、シワになりにくいのが大きな特徴。また、ぷりぷりとしたやわらかい風合いも新鮮です。
ボタンは、1900年代前半に製造されていた凸出し式の「備長炭内蔵真鍮ボタン」を使用。備長炭がボタン内部の水分調整をおこない、ボタンがエイジングしてくると鈍く美しい光沢が出ます。シングルとダブルがありますが、ともにやや短い着丈なので、カジュアルシーンにも着こなせます」
リネンブレザー11万5500円（デザインワークス／ドゥ・コート デザインワークス銀座店）

MUST BUY! 04
縦糸・横糸の両方にFINX糸を使用。肌触りがちがいます

「エジプト産の超長綿は有名ですが、その綿花を手摘みし、紡績したのがFINX糸で、余分なものが混じっていないので肌触りの良さがちがいます。このパンツは、デザインワークス別注の糸で作りました。また、オーダーメイドの手法のひとつである、ウエストベルトをおしりに向かって細くするデザインをカジュアルパンツに採用。履き心地の良さを高めています。
このFINXパンツは、このブラウンのほかに、白、ベージュ、ネイビーのカラーバリエーションがあります。ビジカジにも使えるパンツなので、麻のトップスとのコーディネイトを楽しんでください」
FINXパンツ3万3600円（デザインワークス／ドゥ・コート デザインワークス銀座店）

MUST BUY! 05
“自分スペシャル”なホワイトバックス

一見クラシックシューズの範疇に入るようなホワイトバックスですが、このジミー チューの靴は、ものの見事に、いまの空気を一杯吸い込んだ完成度を感じます。まさに、ひと目惚れですね。自分たちがイメージしているホワイトバックスを逸脱することなく、木型が良くできていて、ソールも絶妙。華奢じゃないけど、ごつくもなく、どんなボトムスにも合うのがまた魅力ですね。雨の日以外、これからがんがん履くつもりです」
シューズ7万1400円（ジミー チュー／ドゥ・コート デザインワークス銀座店）